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Fit FACT BOOK
Fit 2001.6.21
Space & Utility

ひとりでも・仲間とでも・何にでも使いこなせる楽しさ自由自在な空間。

Fitの大きな特徴のひとつが、スモールカーとは思えない空間の広さと、簡単なアクションでフレキシブルな可変空間を実現したULTR SEAT(ウルトラシート)です。グローバル・スモールプラットフォームを核に大きなキャビンを確保したうえで、本当の使いやすさを突き詰めた結果、ゆったり座れるスペースと、極めて簡単で多彩なシートアレンジを可能にしました。
Photo

スモールボディに、クラスを大きく超える広さと使いやすさを実現した、
高効率パッケージング。

大きなキャビンを確保するためには、高水準の衝突安全性能を実現しながらエンジンをはじめとする各メカニズムのコンパクト化を達成し、フロントノーズをショート化。そのうえで、センタータンクレイアウトや新開発のリアサスペンションによってスッキリしたラゲッジスペ−スを実現しました。また、低床化によって、ボディ全高を立体駐車場に入る高さに抑えながら、ゆとりたっぷりの室内高をも確保しています。
高水準の安全性能とメカニズムの
コンパクト化によるフロントショートノーズ。
新開発の1.3Li-DSIエンジンとホンダマルチマチックSのコンパクト設計によりパワーユニットの前後長を短縮。さらに、なめらかな円弧形状によって衝突時の衝撃を効果的に吸収するアーチ型サイドフレームを採用することで、大幅なショートノ−ズ化を実現。キャビンスペースの拡大を可能にしました。
空間の機能性を大幅に高めた、
センタータンクレイアウト。
フューエルタンクはリア下という、乗用車の慣例を打ち破り、フロントシート下にタンクを配置。この発想によってリアシート下にスペースを生み出し、同時に新開発リア・H型トーションビーム式サスペンションにより、簡単アクションのリアシート収納とラゲッジスペースのフルフラット化を実現しています。
アーチ型サイドフレームエンジン前後長-118mm   アンダーフロア構造図

センタータンクレイアウトが生んだ、
簡単アクションシートアレンジ「ULTR SEAT(ウルトラシート)」。
センタータンクレイアウトによって、従来はフューエルタンクが配置されていたリアシート下にシート収納スペースを確保。そのうえで簡単なアクションで操作できるダイブダウン機構を備えることで、気軽で多彩なシートアレンジを実現しました。さらに低床設計のリア・H型トーションビーム式サスペンションの採用により、シート収納時のラゲッジフロアのフラット化も実現。使いやすい空間を生み出しています。


わずか3アクションでリアシートが収納できるダイブダウン機構。
リアシート収納01 リアシート収納02 リアシート収納03
リアドアからフロントシートバック肩口のレバーを操作し、フロントシートを前方へスライドさせます。 リアシートバックのレバーを操作し、ヘッドレストは装着したままシートバックを倒します。 フロントシートバックを戻して完了します。さらに、フロントシートは最後端までスライド可能です。

リア席でもさらにゆったりと座れるリアシートリクライニング機構。
リアシート左右にもリクライニング機構を採用。しかもリクライニングすると同時に座面の前部が持ち上がるので、快適な姿勢でリラックスできます。

簡単操作でリアシートがフラットに
収納でき、大空間を生む「Utility mode」。
リアシート左右の独立したダイブダウン機構により、6:4分割でシートが収納でき、フラットなラゲッジスペースが広がります。操作はわずか3アクションで完了。最大1,720mm、地上高470mm(FF車)の広大で低床・フラットな空間を可能にしました。リアシート収納時はヘッドレストを外す必要がなく、またフロントシートは最後端までスライドすることができ、荷物を満載してもゆったりとした姿勢で運転できます。
長尺物の積載に便利な
「Long mode」。
ユーティリティ・モードの広くてフラットなラゲッジスペースに加え、助手席をフルリクライニングすることで、2,400mmの長尺物でも積むことができます。
Utility mode   Long mode

リアシートをチップアップすれば、背の高い
荷物の収納が可能な「Tall mode」。
リアシートの座面を跳ね上げることで、左右それぞれ室内高1,280mmを活かしたもうひとつのラゲッジスペースを設けることができます。しかも床面の地上高が225mm(FF車)と低いので、たとえば観葉植物など高さのある重い荷物も無理なく積み降ろしできます。
休息時にリビング感覚でくつろげる
「Refresh mode」。
リアシートをリクライニングさせ、フロントシートのヘッドレストを外してフラットにすれば、ゆったり足を伸ばして休息できます。
Tall mode   Refresh mode

ゆったりと乗車でき、しかも余裕のラゲッジルーム。
通常の状態では、ゆったり座れるクラストップレベルの居住スペースと、大容量382Lの荷室を実現。室内高も高く開放感のある頭上空間を確保しています。さらにフロントシート下のセンタータンクスペースをフットレスト形状とし、リアシートのくつろぎ感を向上。またリアシート下に空間があることで、足元の開放感をより高めています。
※VDA方式によるHonda測定値
余裕のラゲッジルーム

インパネまわりをはじめ室内全体に配置した、充実の収納スペース。
大きな特徴といえる運転席側、助手席側両方に設けたインパネアンダートレイ。特に助手席側では1.5Lのペットボトルやティッシュボックスなどが収納できる大容量を確保したうえで、デザインとの融合を図っています。また、グローブボックスリッド裏側にペン&カードホルダーを備えるなど、使いやすい位置に使いやすいスペースを確保。空間全体を有効に使い切ることで、豊富で充実した収納スペースを実現しています。


開発スタッフから…
パッケージ篇
1mmもごまかせない

LPLは自分で線を引くのが好きで、いつもペンと定規と透明のシートを持ち歩いていました。
一方、開発担当者は余裕シロに1mm位のマージンを取っておきたいという気持ちがどうしても働きます。
しかし、LPLはそれを見透かしていて、「ここ何mm」「ここ何mm」と線を引いていって「な、できるだろう」。
しかも、自分で線を引いた紙を壁に貼っておくのです。証拠として...
1mmのマージンでも、積み重なると10mm、20mmになってしまいます。Fitの高効率ボディは、
案外LPLのペンと定規と透明のシートから生まれてきたのかもしれません。


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