Fit ARIA FACT BOOK
Fit ARIA 2002.11.29


「傷害値の低減」と「生存空間の確保」を高水準で両立する、
Honda独自のGコントロール技術。
Hondaは衝突安全において、乗員に対する「傷害値の低減」が課題となる前面フルラップ衝突と、「生存空間の確保」が課題となる前面オフセット衝突の双方を高水準でクリアすることをめざし、独自のGコントロール技術で対応しています。フィット アリアは、世界トップレベルの前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/hに対応する新・衝突安全設計ボディを実現。側面55km/h、後面50km/hの衝突にも対応しています。
Gコントロール技術を進化させた、アーチ型サイドフレームを核とする
新エネルギー吸収構造。
前面衝突に対し、フロント部にアーチ型サイドフレームを採用。2つの屈曲点を離すことにより、衝突時の応力を効果的に分散。サイドフレーム自体がほとんどの衝突エネルギーを吸収するため、短いストロークで効果的なエネルギー吸収を実現しました。同時にアーチ形状により、キャビンへの衝突侵入量を大幅に低減しています。
リアルワールドを想定し、CAR to CAR衝突実験を実施。
Hondaは、リアルワールドの衝突安全研究を推進するために、クルマ相互の衝突実験を実施しています。事故統計の分析から、「相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセットの衝突」という独自の研究目標を設定。フィット アリアは、高効率なエネルギー吸収&高強度ボディ構造によりクリアしています。
頭部衝撃保護インテリア
室内のルーフサイドや各ピラー内部に衝撃吸収材を採用。衝突時に乗員の頭部への衝撃を緩和します。  
 
頚部衝撃緩和フロントシートを採用。
 
後方からの衝突時に身体を沈みこませる特性をシートバックに持たせるとともに、ヘッドレストの取り付け角度を最適化。頚部にかかる負担を低減しています。  
衝撃吸収構造を採用した、
歩行者傷害軽減ボディ。
歩行者衝突時の傷害軽減をめざした、歩行者傷害軽減ボディ。
ダメージを最も受けやすい頭部はもちろん、
脚部にまで傷害軽減部位を拡大しています。
充実の安全装備
運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムを標準装備
フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルトを標準装備
EBD(電子制御制動力配分システム)付ABSを標準装備
ブレーキアシストを標準装備
ISO FIX対応チャイルドシート固定専用バー〈リア左右席〉を標準装備
写真はISO FIX対応チャイルドシート
(テザータイプ:ディーラーオプション)を
装着したものです。
すべての製品の生産から廃棄まで、さらにHondaがかかわる全活動において高い環境意識と独自の視点が生み出す技術、それがHondaのエコロジー・コンシャス・テクノロジー、e-TECH(イーテック)です。
全タイプ「優-低排出ガス」認定を取得。
i-DSIエンジンの採用や、後方排気システムによる触媒の早期活性化などにより、排出ガス中に含まれる有害物質、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、NOx(窒素酸化物)をそれぞれ低減。平成12年排出ガス規制に適合しただけでなく、国土交通省の「優-低排出ガス」認定を取得しています。
「優-低排出ガス」
認定車表示マーク

平成12年排出ガス規制のHC、NOxについて、規制値を50%以上下回る優秀な環境性能を達成した車両に与えられます。

全タイプ平成22年燃費基準に適合。
高効率な燃焼技術などにより、1.3Aで20.5km/L、1.5Wで20.0km/Lと、クラストップレベルの低燃費を達成しています。
FF車/10・15モード走行燃料消費率
(国土交通省審査値)
フィット アリアは“グリーン税制”の優遇措置を受けることができます。
クルマ全体でリサイクル可能率
90%以上を実現。
インテリアのインジェクション成形部品のほとんどにリサイクル性にすぐれたオレフィン系樹脂材を使用。樹脂パーツには識別記号を付けて分別を容易にするなど、リサイクル可能率をクルマ全体で90%以上に高めています。またラジエーター・ヒーターコア、ブレーキパッド摩擦材など、鉛レス化を推進。鉛使用量を1996年レベルの1/3以下に削減しています。
Honda独自の算出基準による
経済産業省「リサイクルイニシアチブ」による業界目標は、2005年末までに1996年レベルの1/3以下を目指すものです。



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