IHCCは、4つの基本制御パターンにより構成されています。
●レーダー検知範囲:車両前方約100m ●作動車速:65〜100km/h
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(1)定速制御
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(2)減速制御
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(3)追従制御
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(4)加速制御
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クルーズスイッチによりシステムをON。レーダー検知範囲に先行車がいない場合には、あらかじめ設定されたセット車速で定速走行を行ないます。
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レーダーがセット車速より遅い先行車を検知すると、同じ速度まで減速します。
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レーダー範囲にある先行車が速度を上げると、セットされた車間距離を保ちながら、追従します。
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先行車が車線変更した場合には、セット車速までゆるやかに加速し、定速走行します。
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アクセル操作は必要ありません。
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前方に障害物がない場合には、上り坂でも下り坂でもセット車速を保って走行します。
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セット車速は、ステアリングに設けられたスイッチにより、システムON後も変更が可能です。
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減速は、スロットル制御とゆるやかなブレーキ制御で行ないます。
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IHCCの自動制御で減速しきれない、先行車の急ブレーキ、割り込み時には警報ブザーと表示によりドライバーにブレーキ操作やステアリング操作を促します。
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車間距離は、先行車までの到達時間により3段階セットできます。
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車間距離は先行車との時間差となっていますので、速度が上がれば車間距離も広がる安全設計です。
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先行車が走行車線から外れると、追従対象から外れます。
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