FACT BOOK
ZEST
ZEST 2006.2.23
インテリア
のびのびらくらくスペース INTERIOR
フロント席とリア席、それぞれの心地よさを追求した、全席快適インテリア。
性格の異なる2つの空間を融合した、
新提案のインテリアデザイン。
性格の異なる2つの空間を融合した、新提案のインテリアデザイン。
インテリアデザインでは、性格の異なる2つの空間の融合を目指しました。ベルトライン(ドアウインドウ下端)を、センターピラーを境にフロント側を低めに、リア側を高めに設定。フロント席では運転しやすい高めのアイポイント設定と合わせ、開放的で見晴らしのよい空間を、リア席では包まれるような安心感のある空間を、同時に実現しています。また、リアシート収納時には、フロント席と荷室という2つの空間として感じられるようになっています。
Photo:W(FF) メーカーオプション装着車 カットボディによる撮影
Photo:W(FF) メーカーオプション装着車 カットボディによる撮影
2つの空間を色や質感で表現する、
ユニークなカラーコーディネイト。
ドアライニングの色や素材を前後で使い分け、フロント席とリア席それぞれの空間の性格を、より強く表現しました。フロントは明るい色とやわらかな印象の革シボを合わせ、さらに上質な表皮を施して上質感や開放感を提供。リアは暗めの色と粒状のシボを採用して包まれ感を演出する一方、上部にフロントと同じ明るい色を配して圧迫感をやわらげる配慮を施しています。なお、SPORTSは、前後ともブラック基調とし、スポーティなイメージとしています。
細部までつくり込んだインストルメントパネルまわり
空間をより広く感じさせる横基調のインストルメントパネル。アッパー部は、左右に直線的に横断する筒状のモチーフに緻密なシボを合わせ、硬質なイメージとする一方、乗員に近いロア部は、ウェーブ状のモチーフを取り入れるとともに、明るい色とやわらかな印象の革シボを採用し、やさしいイメージとしました。ステアリングホイールは、横基調のインストルメントパネルに調和する、横方向のスポークを強調したデザインを採用。センターパネルには、質感の高いメタリックパネルに、セレクトレバーや、オーディオとエアコンの操作部を使いやすくコンパクトに配置しています。
Photo:W(FF) メーカーオプション装着車
Photo:W(FF) メーカーオプション装着車
視認性をより高めた、常時点灯メーター。
(液晶ツイントリップ、外気温/平均燃費表示機能付)
大径のスピードメーターを中心に、左側にタコメーター、右側に大型液晶ディスプレイを立体的にレイアウトした、スポーティなメーターを採用。照明を常時点灯とすることで、ガード下通過時や曇天時など昼間でも暗くなる場合にも、高い視認性を確保します。
Photo:ターボ車
Photo:ターボ車
多彩な情報を表示する、大型液晶ディスプレイ。
操作性を追求したインパネシフト。
ステアリングホイールからスムーズに持ちかえられるセンターパネル上にセレクトレバーを配置。操作性のよいストレートタイプを採用しました。さらに、操作方向を適切に設定するとともに、操作ストロークを短くすることで操作性をいっそう向上しています。また、インパネシフトを採用したことでフロント席の足元スペースをすっきりさせるとともに、ベンチシートの採用を可能にしています。
操作性を追求したインパネシフト。 Photo:W(FF) メーカーオプション装着車
Photo:W(FF) メーカーオプション装着車
ゆったり座れるベンチシートをフロントにも採用し、
さらに座り心地、ホールド性を高めたシート設計。
全席でゆったりと快適に座れるように、フロントにもベンチシートを採用。そのうえで、シートクッション/シートバックともに表皮下にはやわらかいウレタン層を設け、フィット感の高い快適な座り心地を実現しています。さらに、フロントのシートバックではサイド部の硬度を高めに設定し、ホールド性を高めています。シート表皮にはドット柄のジャージ素材を採用。W、SPORTS Wでは撥水加工を施しました。また、運転席と助手席の間にアームレストとドリンクホルダーを装備。リアシートには、使用しないときにはすっきりと収納できる、ビルトインタイプのヘッドレストを採用しています。 ゆったり座れるベンチシートをフロントにも採用し、さらに座り心地、ホールド性を高めたシート設計。

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