操作スイッチをステアリングホイールに設置した、独自のクルーズコントロール(リジュームスイッチ付)機構。
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これまで一般に、高級車だけの装備と考えられていたクルーズコントロール(自動定速走行装置)を、新星ビガーではハッチバックおよびサルーンの全タイプに、すべて標準装備させました。乗る人にとって真に快適な機構を、タイプによって差別してはならないという、ホンダのクルマづくりの考えを反映したものです。 |
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クルーズコントロール(リジュームスイッチ付)機構のシステム図 |
|  | 大気 |  | 負圧 |
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● | ステアリングホイールに操作スイッチを設けたのは、このビガーが日本で初めてのことです。
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ワンタッチ操作ができるクルーズコントロール(自動定速走行装置) |
メインスイッチをONにしたあと、クルマが希望の速度(45km/h〜100km/h)に達した段階でセットスイッチを押せば、あとはアクセルペダルから足を離したまま「フィンガー・クルーズ感覚」の自動定速走行が楽しめます。
定速走行速度からの加減速の変更は、リジュームスイッチとセットスイッチにより、フィンガータッチでスムーズにできます。リジュームスイッチで加速セット、セットスイッチで減速セット。
ブレーキペダルやクラッチペダルを踏めば速度セットは一旦解除されますが、車速が45km/h以上であればリジュームスイッチを押すだけで再びもとのセット速度に自動的に戻り定速走行が行なえます。
エレクトロニクス機構によって、エンジン負荷、車速変化が電子センサーによって掌握されており、登り坂でも下り坂でも定速を保持するうえに、足によるアクセル操作よりも一定のスロットル開度を維持できるため、燃料節約にも寄与します。
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クルーズコントロール機構の安全機構
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マイコン制御による幾重もの安全機構を設け、次の場合には速度セットが自動的に解除されます。
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(1) |
クルーズコントロールのメインスイッチをOFFにしたとき。
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(2) |
通常走行では考えられない急激な車速変化が生じたとき(たとえばギアミッションの場合はエンジン回転数が5,200rpmを超えたとき。ホンダマチックの場合は5,800rpm。)
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(3) |
車速が45km/h以下となったとき。 |
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(4) |
ブレーキまたはクラッチペダル(ギア・ミッション車)を踏んだとき。 |
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回路断線等の自己診断機能を備えています。 |
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