VIGOR - 1981.09

VIGOR
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新星ビガーのエクステリア・デザイン(1)発想

日本伝統の工芸がもつ、思いやりとあたたかさの形を。
機能とクォリティがつくりだす美を求めて———
日本伝統の工芸
備前国・長船・永光(永禄2年)
備前国・長船・永光(永禄2年)

 新星ビガーのエクステリア・デザインを行うにあたって私たちは、曲面と直線のありかたに心をくだきました。
 曲面でいえば上質の漆器。その優美なまるみの曲面は、人間味あふれるあたたかさと、心の安らぎを感じさせます。
 線でいえば名工が鍛えた日本刀。その流れるラインはシャープでいながら、単なる直線だけの冷たさではない品位ある美でひきしまっています。
 この二つをイメージに描き、空力設計との調和に反映させたのが、新星ビガーのエクステリア・デザインです。
曲面と直線の調和を求めました
 新星ビガーは新しいカーデザインの、ひとつのあるべき姿を提案しております。すなわち、曲面と直線の緻密な調和を図り、ウェッジ・シェイプでありながらそれを感じさせない流麗なスタイリングです。
 FF新時代をリードする国際的なクォリティ・ツアラーにふさわしい気品と美しさを備えています。



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