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ステップ ワゴンは、クリエイティブ・ムーバーという発想により、
優れたユーティリティを持つ乗用車というそれまでにない流れを創出し、
その先駆者としてたくさんの方々に愛され続けてきました。
初代誕生から9年、現在では、ユーティリティ・ミニバンが市場の大きな柱として成熟するにつれ、
その使われ方は休日のレジャーなどから日常での使用へと多様化し、
それにともない人々の要求も、もっと扱いやすくもっと使いやすくといったように、
よりいっそう高度になっていると見受けられます。
こうした流れのなかで私たちは、従来の広さに空間の豊かさを加えたうえで、
だれもが運転しやすくだれもが心地よい、高い走りの資質を身につけたミニバンを創りたい、
という想いから開発をスタート。多人数乗用車の使いやすさを原点から見つめ直し、
これからのユーティリティ・ミニバンのあるべき姿を求めていきました。
核となるのは、Honda独自のプラットフォーム技術。低床・低重心化を徹底的に追求し、
空間価値と高次元なダイナミクスの双方を妥協することなく突き詰めることで、
「ユーティリティ・ミニバンのゆとり」に「セダンの走りの質」を備えた
新しい価値を持つ多人数乗用車を生み出せると確信しました。
空間の広さや豊かさとともに、運転する人にも乗る人にも快適な、従来を遥かに凌ぐ上質な走りを獲得。
日常でとことん使いこなせる、革新ともいえる進化型ユーティリティを提供することで、
ミニバンの新たな潮流を創出できると自負しています。
開発責任者 蓮子 末大 |
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蓮子 末大(はっし すえひろ)
(株)本田技術研究所 主任研究員
1972年、(株)本田技術研究所入社。
サスペンション設計室、商品企画室を経て、
'00年シビックのプラットフォーム開発LPL、
'01年欧州3ドアシビックおよびシビック タイプRのLPLを担当。
今回3代目ステップ ワゴンのLPLを務める。
趣味はゴルフ、野球、空手、他スポーツ全般。
愛車はアコードSiR、オデッセイ。 |
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