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STEP WGN - 2001.04

Hondaは衝突安全において、乗員の傷害を可能な限り軽減することを第一とした「人中心」の基準を重視。「衝撃の吸収」が課題となる前面フルラップ衝突と、相反する「生存空間の確保」が課題となる前面オフセット衝突の双方を高水準でクリアすることをめざし、独自のGコントロール技術で対応。ステップ ワゴンは、世界最高水準の前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/hに対応する新・衝突安全設計ボディを実現。側面衝突55km/h、後面衝突50km/hにも対応しています。 Photo：クルマ相互の衝突実験 右：ステップ ワゴン（テスト車両） ○Gコントロール技術 ○HondaのGコントロール技術と各国NCAP 　 前面フルラップ衝突 55km/h 前面オフセット衝突 64km/h Honda G-CON 米国 NCAP 検討中 日本 NCAP E U NCAP 検討中 NCAP:新車評価基準 （New Car Assessment Program） Hondaは、リアルワールドの衝突安全研究を推進するために、クルマ相互の衝突実験を実施。事故統計の分析から、「相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50％前面オフセットの衝突」という独自の研究目標を設定しました。ステップ ワゴンは高効率なエネルギー吸収＆高強度ボディ構造により、この目標値をクリアしています。 ○クルマ相互の衝突実験/テストモード コンピュータ解析や衝突テストにより、ステップ ワゴンはショートノーズでありながら、効果的な衝撃吸収特性やキャビンの高強度特性を高次元でバランスさせています。フロント部は、パイプクロスメンバー、ブレーキマスターパワーをエンジンとすれちがい配置し、フロントリアビームを薄型化してすれちがい構造とすることで衝突ストロークを確保。サイドフレームは断面の最適化を図るとともにキックアップをスムーズにするなど、衝突エネルギーを効果的に分散・吸収する構造としています。さらにサイドフレームはバンパービームによって結合し、衝撃の吸収性をより高めています。また、ボディ骨格の主要部分に高張力鋼鈑（ハイテン材）を採用し、ドア開口まわりはさらに剛性を高めることで、大骨格ボディの軽量化と、高剛性を両立した高エネルギー吸収骨格を実現しています。 ○高エネルギー吸収骨格 Hondaはこれまで、歩行者衝突時の傷害軽減の研究をすすめるなか、生命に関わるダメージを最も受けやすい頭部への傷害の軽減をめざした歩行者傷害軽減ボディを開発してきました。ステップ ワゴンでは傷害軽減部位を脚部に拡大。ボンネットやボンネットヒンジ、ワイパー取り付け部、フェンダーに加え、バンパーにも衝撃吸収構造を採用しています。 ○歩行者傷害軽減ボディ

室内のルーフサイドや各ピラー内部に衝撃吸収材を内蔵した、頭部傷害軽減構造。衝突時の乗員の頭部への衝撃を緩和します。 ○頭部衝撃保護インテリア ■1列目シート用i-サイドエアバッグシステム（助手席乗員姿勢検知機能付）を全タイプにメーカーオプション ■運転席用＆助手席用SRSエアバッグシステムを標準装備 ○エアバッグ システム 作動イメージ 写真は、機能説明のため、両席エアバッグ、1列目シート用i-サイドエアバッグシステムとともに展開した状態を再現し、合成したものです。 ■1列目シート3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルトを標準装備 　 ■ISO FIX対応チャイルドシート固定専用バーを標準装備（2列目右・中央席） ＊対座モードでは使用できません。 ○ISO FIX対応 チャイルドシート 固定専用バー構造図 ISO=International Organization for 　　 Standardization （国際標準化機構） ■EBD（電子制御制動力配分システム）付ABS＋ブレーキアシストを標準装備 ■ディスチャージヘッドライト（ハイ／ロービーム）を全タイプにメーカーオプション

ここで紹介しているアイテムはすべてディーラーオプションです。

○ISO FIX対応チャイルドシート

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