STEPWGN - 1996.05

STEPWGN
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家族のために考えた安全性

家族にとっての安全性をつねに最優先に考えてレベルの高いセーフティ性能を実現しました。

乗用車としての安全性をクリアしたうえで、さらにアクティブ、パッシブの両面からその性能を追求。家族がいつでも、どこでも、安心して走れる高品質なセーフティ性能を達成しました 。


●安全性にすぐれたFF 1.5 BOX。ステップ ワゴン。

前方にエンジンルームが独立してあり、万一の際クラッシャブルゾーンとなるボディ構造をもつ、ボディデザインそのものが安全性のひとつに数えられる安心のスタイル。もちろん乗用車の保安基準をクリアする性能を身につけています。
高剛性モノコックボディ
■高剛性モノコックボディ

●明るい。よく見える。

大型ヘッドライト&大型リアコンビネーションランプ。フロントは明るい視界を確保する大型2灯式。リアは発光エリアが大きく位置も高い被視認性にすぐれた縦長タイプ。バルブ数は通常の約2倍で、明るさも充分です。

先も、回りも、よく見える、安心のドライビングポジション。
アイポイントが高く見晴らしがいいので、回りがよく見え、安心感とともに快適なドライビングが楽しめます。

●操作性重視のペダル・各種スイッチ類。
インストルメントパネル回りにスイッチを集中レイアウト。姿勢や視線の変化を減らし、操作性および安全性の向上を図って、疲れにくいドライビングを可能にしています。また、ペダル類は、ヒップポイントに合わせて人間工学的に最も踏みやすい位置と角度に設定。長時間ドライブ時に特にうれしいフットレスト付です。
前後

●運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム(全タイプにメーカーオプション)
エアバッグ
前方向からの衝突に対して、センサーが設定値以上の衝撃を感知すると、瞬時にエアバッグが膨張・収縮。顔面や胸への衝撃を緩和するシステムです。

※SRS=Supplemental Restraint System(シートベルトを補助する乗員保護装置)

SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。
   
SRSエアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
●高効率クラッシャブル構造。
衝突時のエネルギーをスムーズに効率よく吸収するクラッシャブルゾーンをもつ1.5 BOXボディ構造。万一の場合にもキャビンの変形を極力抑え、人へのダメージを軽減します。

●高強度ドアビーム。
フロントドア、リアスライドドアに装備。横方向からの衝突に対応し、室内への影響を軽減します。

ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)。(全タイプにメーカーオプション)

ドライ路面はもとより濡れた路面や雪道などの滑りやすい路面での急制動時に、コンピュータがポンピングブレーキを素早く精密に行い、車輪ロックを防止。路面状況に応じて適切にブレーキをコントロールするとともにクルマの姿勢を安定させ、ハンドリングによる危険回避能力を確保しようとする高度なシステムです。

※ABSはあくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがって、ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では充分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
ドアビーム
 ■ドアビーム
●大径4輪ディスクブレーキ。
大径で、耐フェード性に優れた四輪ディスクブレーキ。前輪にはベンチレーテッドタイプを採用し、安定した制動性能を発揮します。

●家族のように長くつきあうために。随所に施された防錆仕様。
ボンネット、各種ドアパネル、フロントフェンダー、ホイールハウスまで、随所に亜鉛メッキ鋼板を採用。長く信頼してつきあえるクルマです。

●リサイクルへの取り組みと環境破壊への配慮。
樹脂部品の再利用および再利用できる樹脂素材の積極的活用を推進。リサイクル性の向上に取り組みました。また、ブレーキやクラッチなどすべての摩擦材にはノンアスベスト材を、エアコン用には地球環境に配慮した冷媒を使用。製造行程におけるノンフロン化も推進しています。

●ホンダの安全思想を貫いた、グローイングセーフティ。

グローイングセーフティ ハード面では
●クルマの基本研究段階から行なう安全への取り組み。
●事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティ。
●万一の際に乗員を保護するためのパッシブセーフティ。

ソフト面では
●安全運転の普及・向上のための取り組み。

この4つの方向から安全性を見つめ、 「安全性と走る楽しさが両立するレベル」まで 高めていくこと。 それがホンダ独自の「グローイングセーフティ」です。



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