S-MX - 1996.11

S-MX 2

S-MX

乗って楽しい




(乗って楽しい) STEP2


高剛性モノコックボディ説明用

高剛性モノコックボディ説明用モデルとの合成写真



フロント両隅カットボディにより
駐車や狭い道での取り回しがラクラク。
ショートノーズで全長の短いボディ。フロント両隅をカットしたバンパー形状。停まったままでも軽く操作できる、据え切り性のいいパワーステアリング。コンパクトなエンジン搭載により実現した大きな操舵角。これらにより、実用回転半径5.5mの小回りのよさを実現しました。高いアイポイントからの広い前方視界ともあいまって、車庫入れや縦列駐車もスムーズに行なえます。


入念な制振設計を施した、
高水準の静かさにつつまれた室内。
静粛性にも優れた基本構造のしっかりとした高剛性モノコックボディを実現したうえで、フロントフロアまわりやセンターピラーまわりをさらに補強し、エンジンからの振動伝達を徹底して抑制しました。静かな室内を実現するために、きめ細かなところまで入念に制振設計を施しています。


安全性も振動・騒音対策も徹底。
高密度ストレート骨格ボディ。
フレームの大断面化とストレート化、フレーム同士の結合効率の向上、テールゲート開口部まわりのピラーのクローズ断面化など。
これらの手法により、きわめて剛性の高いモノコックボディを実現しました。安全性はもちろん、静粛性、乗り心地、操縦安定性にも優れた高剛性ボディ構造です。


S-MXの爽快な走りを演出する、
心地いいこだわりのエキゾーストノート。
力強く伸びやかな加速を、エキゾーストノートとともに体感するために、排気系を特別に設計。専用設計のサイレンサーと直径65mmの大型エキゾーストパイプなどにより、室内の静粛性をそこなうことなく、軽快でクリアな、これまでのクルマとはひと味違った官能的な排気音を実現。またLOWDOWN仕様は重低音で厚みのある排気音です。
さらに、サイレンサーは排気効率を高めたことで、最大出力のアップ、高速域での伸びのよさをもたらしています。


静かな室内のための数々の技術。
エンジンまわりからの振動・騒音を抑制。
エンジンからの振動を効果的に抑えるため、エンジンを、高性能液封サイドマウントを含む5点マウントとし、ドライブシャフトダイナミックダンパーも採用しました。
また、エアクリーナーの容量を高めて、吸気系からの騒音も抑えたほか、4WD仕様にはプロペラシャフトにダイナミックダンパーを採用するなど、きめ細かな対策により、振動・騒音の抑制を図っています。


ロードノイズの室内への侵入を抑制。
フロアパネルに、振動の遮断に効果の高いハイダンピングメルシートを採用。さらに、フロントフロアはより性能の優れた樹脂拘束層付ハイダンピングメルシートです。また、サイドガーニッシュ、リアのタイヤハウス裏などに吸音材を採用することで、走行時の路面からの騒音の侵入を防いでいます。


不快な風切り音をどこまでも抑制。
2重構造のドアシール、センターピラーシールの採用、ドアミラーベースのフラッシュサーフェス化など、細部にまでおよぶ徹底した工夫により、不快な風切り音を低く抑えています。



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