低全高のミッドシップ・スポーツカーにふさわしい、軽量・コンパクトで、しかも最適パッケージングの高性能エアコンディショナーを開発しました。従来、スウィング式で構造が大きくなりがちだったエアミックスダンパーをスライド式にすることなどにより、ブロア、エバポレーター、ヒーターのユニットを、同等の能力をもつエアコンディショナーに対し、容積にして約30%減少。冷房能力は4,000kcal、暖房能力は3,900kcalとなっています。M・R方式で問題となるユニット配置についても、従来の横置を縦置とすることで、センターコンソール内に完全に納めています。この縦置配置により、ドライバー、パッセンジャーのフットスペースも充分に確保。
通気抵抗、騒音も低減しています。
さらに連続高速走行に対応して、ブロア内に新たにロータリー式内外気ダンパーを採用。室内空間をつねに快適に保つ、専用設計の空調システムです。 |
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フルオート・エアコンディショナー レイアウト図 |
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