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コンセプト



人と生活の視点から真の時代価値を求めて、
開発コンセプトは「ちょうどよさ」の徹底追求。

今回の開発にあたり、ホンダが求めたのは、だれもが自由に楽しく街を移動でき、かつ、乗る人が日常のさまざまなシーンで真に使いこなせる、新しい時代値価をもったクルマを創造していくこと。これからの時代にマッチした街乗りのクルマとしてのベストをつくりだしていこう、と考えたのです。そのため、多くの人びとの生活にしっくりと合う「ちょうどよさ」をハード、ソフトの両面から徹底追求し、進化させていくことをめざしました。当然そこには、大きな機能を小さくつくる、という必要性が生まれてきます。理由のない大きなボディや記号としてのオーバークォリティを排し、いかに基本を高めていけるか。同時にゆたかな生活に欠かせない楽しさを十分に盛りこんでいけるか、が何より重要となりました。つまり、サイズを適正化したうえで、必要となる快適な居住性や走行性能、安全性などについては、より高いレベルまで追求。そこに洗練されたデザインを加え、価格的魅力をもって、世の中に提案していくことが課題となったのです。そして、既存の手法にとらわれない大胆な発想のもと、ひとつひとつ具体化に取り組みました。こうした、クルマづくりの原点から改めてクルマの進化の方向を探り、単なるスケールダウンとは一線を画した、新しい時代のパッセンジャーカーをつくりだしていこうとしたのです。

開発コンセプト

側面イメージ




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