扱いやすさと走りの安定感を徹底的に追求したシャシー。 |
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シャシーの開発にあたりテーマとなったのが、扱いやすさの追求に加え、高い走行安定性と軽自動車トップレベルの乗り心地の両立でした。同時に横風にもふらつかない安定した走りを求めました。そのため、マクファーソン・ストラット式フロントサスペンション、トーショナル・ビーム式リアサスペンションをはじめ、シャシー全体に渡って徹底したチューニングを施し、さらに新しい技術を取り入れることで、ひとつひとつ具体化していったのです。
【扱いやすさの徹底】
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アクセルペダルの踏力およびステアリング操舵力の軽減。 |
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ペダル、ステアリングコラムのレイアウトの最適化。 |
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高い着座位置に合わせたチェンジ操作のしやすいシフトレバー。 |
【走行安定性と乗り心地の追求】
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高性能ボールジョイントタイプのスタビリンクにより強化したフロントφ25の大径スタビライザー。さらにリアにもφ17.3の中空スタビライザーを装着。 |
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フロント、リアのサスペンション・スプリングおよびダンパーのセッティングの最適化。 |
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リアタイヤのロックを防ぎ、安定したブレーキ力が得られるようリアブレーキへの液圧を制御するPCVの採用、マスターパワーの倍力比アップなど、信頼性の高いブレーキ性能を実現。 |
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ゆとりの走りとユーティリティを支える1.5BOX高剛性ボディ。 |
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運転しやすさのための高い車高と、ユーティリティのための広い開口部分をもちつつ、剛性の高いボディをつくりあげること。そんなねらいのもと、ダッシュボード部やリアピラーの断面を視界を損なうことなく拡大したほか、センターピラーやアッパーメンバーを強化。加えて、テールゲート開口部まわりをクローズ断面とするなど、高い剛性と使い勝手を両立しています。
また、アッパーボディとアンダーフレームの結合効率を高めるとともに、室内にメルシートやインシュレータなどの遮音材を採用することにより、軽自動車トップレベルの静粛性も獲得しています。 |

Photo:Tタイプ
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