LEGEND - 1996.02

LEGEND
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ヒューマン・リニアリティ3

安全性。それはすべてのクルマにとって最優先されるべき性能です。
レジェンドは、初代誕生以来一貫して、その時代における世界最高水準の安全性を提示してきました。
Newレジェンドの開発にあたっては、このクルマの伝統ともいうべき安全性のさらなる進化・発展に取り組みました。
世界の道を舞台にしたグローバル・プレステージ・サルーンの安全性。その最新の成果がここにあります。

世界最高水準をめざし、多角的に取り組んだ安全性能の向上。

クルマのすべての基本である安全性能。これは、クラスにかかわらず常に積極的に取り組むべき性能です。Newレジェンドは、「走る」「曲る」「止まる」というクルマの基本性能を高めたうえで、ボディサイズ、車重、使われ方などを踏まえ、安全性能の向上に努めました。危険な状況を減らし、事故を未然に防ぐための安全性能、万一の衝突時に乗員を保護する安全性能、さらには交通事故等における救急補助など、さまざまな角度から検証。世界の安全基準をクリアした全世界基本骨格統一ボディをはじめ、高水準な安全性能を確保しています。

ホンダのクルマづくりの基本にある安全思想、「グローイングセーフティ」。

クルマの基本研究段階から行なう安全への取り組み。
事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティ。
乗員を保護するためのパッシブセーフティ。
安全運転の普及・向上のための取り組み。
これらを融合し、「安全性と走る楽しさが両立するレベル」への絶えまない成長と発展を図る。これがホンダ独自の「グローイングセーフティ」です。もちろんNewレジェンドには、この思想がしっかりと貫かれています。

グローイングセーフティ

[事故を未然に防ぐための安全対応]
●安全視界の確保
ボディデザインや着座位置の適切な設定により、ボンネットフードおよびトランクフードを視認可能にしました。また、インパネやコンソールなどの各操作部は運転姿勢を崩さずに操作できるように、角度やレイアウトを考慮しています。

全周視界図
全周視界図
可視範囲図
可視範囲図

●大光量ハロゲンヘッドライト
ヘッドライトの光量をアップして遠方視認性を向上したうえで、フォグライトの光量もアップ。被視認性に優れた大型ターンシグナルランプ、コーナリングライトも組み込んだ多機能一体設計です。

照射範囲比較図(ロービーム)
照射範囲比較図

●自動防眩ルームミラー
(レジェンド エクスクルーシブ)
後方からの強い光が当たった場合、センサーが感知してミラーの反射率を自動的に低下させ、後方視認性を確保。マニュアル切り替え設定も可能です。
●フロントドア撥水ガラス
ガラス表面に、含フッ素シリコン系撥水層を設け、雨天時のサイド視界、サイドミラー視界を確保。効果持続性に優れ、油膜が付きにくいほか、雪が付着しづらく、霜取りも容易です。
フロントドア撥水ガラス
フロントドア撥水ガラス

●ヒーテッド・ドアミラー(レジェンド エクスクルーシブ)
撥水ガラスと合わせて、雨天時の後方視界を確保します。
●外気温表示
メーター内にトリップメーターとの切り換えで外気温を表示。
気温が3℃を下回ると、自動表示するとともに警告音で路面凍結の注意を促します。
●3チャンネル・デジタル制御ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
●TCS(トラクションコントロールシステム)(レジェンド エクスクルーシブ)

●ABSやTCSはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作を補助するシステムです。したがって、ABSやTCSがない車両と同様に、コーナー等の手前では充分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。



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