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ENGINE&TRANSMISSION

FF MIDSHIP

〈パワートレーン開発のねらい〉
ホンダの考える高級ドライバーズカーにふさわしい、高性能で、高品位な走りを実現するため、
●圧倒的な加速性能と、良好な燃費の高い次元での両立。
●不快な騒音、振動の徹底低減。
●ダイレクト&スムーズフィーリングをもつオートマチックトランスミッション。
を重点テーマに、
エンジン、トランスミッションともに新開発。新世代FFテクノロジー、FFミッドシップ縦置エンジンレイアウトを核に、このパワーユニットを高度に融合させ、パワートレーントータルとしての進化を図りました。

高品位で気持ちの良い走りを実現する新世代のFFテクノロジー、FFミッドシップ。
FFミッドシップ
高品位で、気持ちの良い走りの実現。
その技術の核となったのが、FFミッドシップ縦置エンジンレイアウトでした。ホンダが先にアコード インスパイア&ビガーで、大型・ハイパワー乗用車の理想の駆動系レイアウト方式として世に問い、高い評価を獲得した新世代のFFテクノロジーです。新開発のV型6気筒エンジン、トランスミッションを縦置にし、デフギヤをエンジン中央下部に配置。エクステンションシャフトによって、ミッションから前方のデフギヤへ出力を伝え、オイルパンを貫通させたドライブシャフトへ伝達して、前輪を駆動するこの革新的な機構は、安定性向上、軽快なハンドリング性能の確保、NVH低減など、走りを飛躍的に進化させました。

走りの質を塗りかえたFFミッドシップ縦置エンジンレイアウト。
FFミッドシップ縦置エンジンレイアウトには、さまざまな優れた特性があります。まず、高速直進性、横風に対する安定性に優れ、雪道や雨天時の濡れて滑りやすい路面でも高い走破性を発揮できる、プロペラシャフトなどを持たないため軽量化が図りやすいなど、FF車の利点、すなわち軽量・高効率で安全性の高い走りをそのまま維持できることがあげられます。第二の特性は、エンジン、トランスミッションなどパワープラントの重心を前車軸後方に置くFFミッドシップにより、FFとして理想的な60:40の前後重量配分を可能としたことです。これにより、アンダーステアの増大や制動効率の低下といったパワープラントの大型・重量化にともなう幣害を解消。また、ドライブシャフトを、オイルパンを貫通させるという画期的な構造をとることでエンジン位置を下げ、低重心化も果たしました。この結果、ハンドリング性能を向上させ、優れた制動性能を確保するなど、ドライバーの感性にリニアに応答する気持ちの良い走りの実現に大きく貢献しています。さらに、第三の特性として縦置のメリットがあげられます。エンジン、トランスミッションの縦置によってエンジン回転方向と、駆動トルクが分離されることから、エンジンマウントの効果的なレイアウトが可能となり、駆動トルクの増大にもかかわらず、加減速時のボディ振動を極力低減。また、エンジンサイドのスペースを効率良く活かした、サイドフレームの理想的な断面形状設計により、ボディ剛性をも大幅に向上。しかも大転舵角を確保できるなど、振動、騒音を徹底して抑えた高品位な走りを実現すると同時に、操縦性の向上にも寄与しています。

エンジン
総排気量 3,206cm3
最高出力(ネット値) 215PS/5,500rpm
最大トルク(ネット値) 30.5kgm/4,500rpm
10モード走行燃料消費率(運輸省審査値) 7.6km/L
60km/h定地走行燃料消費率(運輸省届出値) 15.4km/L
「ネット」とはエンジンを車両搭載状態で測定したものです。

3.2L V6 24-VALVE+PGM-FI

圧倒するほどの走りを生む高品位なパワー。新開発3.2L V6 24バルブエンジン。
高級ドライバーズカーにとって理想のエンジンとは、どのような出力特性をそなえるべきだろうか。
新エンジン開発にあたり、このクラスのクルマとして遭遇するであろう、さまざまな状況における実走テストを繰り返し、発生トルクとエンジン回転数の関係を細かく分析。ドライバーの意のままに力強い加速性能を引き出せるエンジンの実現に向け、常用域である低中速回転数での圧倒的なトルク特性の獲得を最重要テーマとしました。もちろん、優れた燃料経済性を維持すること、高い運動性能の達成のためにエンジンはできるかぎり軽く、小さくつくり上げることも重要な課題です。そこで、高級車のエンジン資質として欠かせない静かでなめらかな回転が得られ、軽量・コンパクトでスペース効率に優れた90°V型6気筒という基本形式を受け継ぎ、まず排気量を3.2Lに設定。新構造のバルブトレーンの採用などによってさらに大幅な軽量・小型化を果たしました。一方新開発・2段共鳴過給吸気システムを導入するなど細部にわたって基本から見直し、良好な燃費はそのままに、自然吸気式エンジンとして最高水準のリッターあたりトルクを達成。低回転からわき上がる豊かなトルク特性と燃費を高度に両立し、きわめてスムーズで、しかも軽量・コンパクトな、新設計の3.2L V6 24バルブエンジンを完成しました。



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