乗員に対する「傷害値の低減」が課題となる前面フルラップ衝突と、「生存空間の確保」が課題となる前面オフセット衝突の双方を高水準でクリアすることを目指し、独自のGコントロール技術で対応。前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/hをクリアする、衝突安全性能を実現しています。また、側面衝突55km/h、後面衝突50km/hにも対応しています。 |
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リアルワールドでの安全を追求し、独自の目標を
設定したクルマ相互の衝突実験を実施。 |
Hondaはバリア衝突テストにとどまらず、リアルワールドでの衝突安全性能の向上を目指し、交通事故統計の分析から「相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセットの衝突」という独自の研究目標を設定し、クルマ相互の衝突実験を実施。まずは、乗員保護という視点から衝突安全を追求し、この目標値をクリアしてきました。 | |
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「傷害値の低減」と「生存空間の確保」を両立する衝突安全技術 | |
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■クルマ相互の衝突実験/テストモード |
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自己保護性能のみならず、相手車両への攻撃性低減も視野に入れた、 革新のコンパティビリティ対応ボディ。 |
Hondaは、さまざまな相手車両との衝突を想定したクルマ相互の衝突実験・研究を重ね、乗員を守るための自己保護性能をいっそう進化させるとともに相手車両への攻撃性を低減するという、相反する2つの要素を両立させるコンパティビリティ対応技術を追求。「相手車両の衝撃吸収部材とのすれ違い防止」「衝突時の衝撃分散化」「高効率なエネルギー吸収」の3つをテーマに、衝突安全性能のさらなる高次元化に取り組んでいます。その結果、エンジンルームでの高効率なエネルギー吸収により、衝突実験の目標値をクリア。高水準な自己保護性能を確保するとともに、相手車両への攻撃性も低減したコンパティビリティ対応ボディを実現しています。 |
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■コンパティビリティ対応ボディの設計コンセプト |
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テスト車両による クルマ相互の衝突実験 (左 インスパイア) | | |
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