INSPIRE/SABER - 1998.10

INSPIRE/SABER
NEWインスパイヤー/NEWセイバー
エンジン

スムーズでリニアなエンジンフィールと
高い静粛性、優れた燃費を実現。

力強く吹き上がる爽快なパフォーマンスを得るために、
日米共通の3.2 Lに加え、新たに日本専用の2.5 Lエンジンを開発しました。
ともに高回転域のパワーアップを図り、低中回転域の扱いやすいトルク性能を追求。
特に2.5 Lエンジンは、可変吸気システムにより全域での気持ちよさを高めています。
また、静粛性を大幅に高める技術を投入し、走行時の快適性も向上。燃費を低減するとともに
七都県市/六府県市指定低公害車の基準値をクリアしています。


高回転域までの爽快な伸びを重視した2.5L
豊かでフラットなトルク特性に重点を置いた3.2L

エンジンは、低中回転域のスムーズな吹き上がりに加え、高回転域で力強い伸びを楽しめるエンジンフィールと、室内長拡大のためのコンパクト化をめざしました。
高出力化のために、吸排気効率を高めるVTEC機構、最適な点火時期を実現する新ノックコントロールシステム、大口径スロットルと大容量デュアルサイレンサーをベース技術として採用。
コンパクト化は、ホンダが新たに開発した60°V6のエンジンブロックの採用と横置きエンジンレイアウトにより実現。また、60°化による理論的な回転バランスの向上とあわせ、ピストンとコンロッドの軽量化、シリンダーブロックとトランスミッションケースの高剛性化などにより静粛性も向上。さらに両エンジンとも、暖機運転時の燃料霧化を促進するAAI(エアアシストインジェクター)の採用、最適な燃焼などにより、燃費を低減するとともに七都県市/六府県市指定低公害車の基準値をクリアしています。

その上で2.5Lエンジンは、回転数にあわせて吸気効率を高める可変吸気システム、集合部をスムーズにしたエキゾーストパイプの採用により、高回転域のパワーを大幅に向上。全域で気持ちよく吹き上がるエンジンフィールを実現しました。
3.2Lエンジンは、低回転時に吸入側を1バルブ休止させ燃費を向上させながら、VTECにより高回転域まで力強く伸びる豊かなパワー特性を実現しました。

エンジン


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