すべてのメカニズムを、軽くコンパクトにしたい。
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世界No.1低燃費の実現。そのためにシャシーでは、インサイトの軽快なフットワークと優れた安定性をサポートするとともに、各メカニズムの徹底的な軽量
化と走行抵抗の低減を追求。それぞれの性能を高次元で確保しながら、アルミ材や樹脂材の採用、コンパクト化、ころがり抵抗の低減を図ることで、低燃費に大きく貢献しています。
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軽量化を施しながら、高い安定性や乗り心地を確保したサスペンション。
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ハイマウントステアリングギアボックスを組み合わせたストラット式フロントサスペンション。 |
シンプル構造に加え、ナックル部やロアアームにアルミ鍛造材を、ストラットのダンパーロッドに中空パイプを採用するなど軽量
化を実現するとともに、ロールセンター高やトー変化特性の最適化によって、優れた操縦安定性を獲得しています。
また、ダンパーに軽量なアルミ鍛造タイロッドを取り付け、そのセンターにステアリングギアボックスを設置した、ハイマウント構造とすることで、コンパクトなエンジンルームを実現しています。
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低燃費に貢献しながら操作性に優れたEPS(電動パワーステアリング)を採用。パワーステアリングには、滑らかな操舵感が得られ、パワーロスが少ない低燃費なEPS(電動パワーステアリング)を採用。しかも小型で軽量
なピニオン軸タイプとしています。 さらに、ステアリングホールにはマグネシウム合金を採用するなど、徹底した軽量
化が施されています。 |
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パッケージングにも配慮したリアサスペンション。 |
ダンパーとスプリングを別体に床下配置し、 低床化を実現したH型トーションビーム式リアサスペンションを採用。トーションビーム本体の高剛性化と、
旋回時のトーイン特性を持たせたトレーリングアームブッシュによって、優れた操縦安定性を確保しています。 |
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ころがり抵抗を低減し、確かな制動性能も
実現した、低燃費タイヤを新開発。 |
ころがり抵抗を同等サイズのタイヤに比べ約40%低減した、低燃費化に貢献するタイヤを新開発しました。
しかもブレーキ性能、操縦安定性、乗り心地性能、ロードノイズ性能を高いレベルで実現しています。
また、ホイールは従来同サイズのアルミホイールに対して-40%の軽量
なアルミ鋳造ホイールを採用。
デザインもディッシュタイプにして、空気抵抗を低減しています。
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低燃費への貢献を徹底的に追求した、シャシー軽量
化技術。 |
サスペンションの主要な部分に、アルミを採用したのをはじめ、シャシーには細部にわたる徹底的な軽量
化を施しました。
ブレーキは、フロントにアルミキャリパーを、リアにはアルフィンドラムブレーキを採用。
また、ブレーキペダル、クラッチペダル(5速MT車)のアームにもアルミを採用し、
さらに、燃料タンクは高密度ポリエチレンの樹脂製とするなど、シャシーのトータルで約80kgの軽量
化(シビック比)を達成しています。 |
●シャシー軽量化技術 |
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アイドル停止機能に対応する、坂道発進補助ブレーキシステム(ホンダマルチマチックS車)
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オートアイドルストップシステムを備えたインサイトは、上り坂で停車している場合に、発進時の後退を抑制する坂道発進補助ブレーキシステムをホンダマルチマチックS車に搭載しています。これは、ブレーキ油圧回路に電磁バルブを設けたシステムで、発進時にブレーキペダルから足を離しても一時的にブレーキ力を保持します。
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