フロントまわりの静粛性/V6 3.0L i-VTECエンジン |
|
「可変シリンダーシステム」に対応したアクティブコントロールエンジンマウントやアクティブノイズコントロール、きめ細かなファン制御、低騒音オルタネーター、低速時のエンジンこもり音に効果がある可変流量サイレンサーの採用などにより気筒休止時であっても高い静粛性を確保しています。 |
 |
[エンジン振動を予測し打ち消すように作動する、アクティブコントロールエンジンマウント] |
気筒休止時には、片側3気筒のみが燃焼エネルギーを発生するためエンジン振動が増大します。この振動をクランク回転変動から推定して打ち消すように作動する、アクティブコントロールエンジンマウントを採用。エンジンの前後を支持するこのマウントは、液封マウントの下部に内蔵したアクチュエーターを、エンジン振動に対し同位相・同周期で伸縮させることで振動を吸収。気筒休止状態であることを感じさせない高い防振性能を実現しています。 |
 |
■エンジンマウント構造図(V6 3.0L i-VTEC) |
 |
 |
 |
■エンジンマウント概念図(V6 3.0L i-VTEC) |
 |
 |
 |
■エンジンマウントシステム構成図(V6 3.0L i-VTEC) |
 |
 |
|
|
 |
[気筒休止時のこもり音を打ち消す、アクティブノイズコントロール] |
気筒休止時のエンジンからのこもり音をさらに低減するために、こもり音と逆位相の音を発生して打ち消す、アクティブノイズコントロールを採用しました。エンジン回転パルスをもとに、制御対象の周波数を特定し、打ち消し信号を生成。オーディオスピーカーから音として出力し、こもり音を低減します。さらに、センターパネルと3列目のルーフに内蔵したマイクからの入力を常に分析し、打ち消し信号を随時更新することで精度を高めています。 |
 |
■アクティブノイズコントロール概念図(V6 3.0L i-VTEC) |
 |
 |
|
|
|