DOMANI - 1997.01

DOMANI
FACT BOOK
DOMANI
Safety
Newドマーニの基本と気品

基本となるボディ性能から見つめなおした、世界水準の安全性。

安全性とは、ボディの骨格など基本構造がいかに優れているかが、重要だと考えています。
安全装備の数だけを誇るのではなく、それらをどれだけ有効に機能させられるか、つまり、ボディを中心にしてそれぞれがバランス良く効果を発揮できるだけのトータルな安全性能こそが必要とされるのです。
NEWドマーニは、この点に注目、徹底して、ボディ性能を高めることから始めました。




高剛性モノコックボディと高効率クラッシャブル構造。

高剛性モノコックボディと高効率クラッシャブル構造 NEWドマーニは、クルマの安全性を基本骨格から徹底して追求しました。
まず、フロアフレームの強化、フロントピラーインナーロアー板厚のアップ、ステアリングハンガーのピラー・トゥ・ピラー構造の採用などにより、高剛性モノコックボディを確立。その上で、衝突時のエネルギーを分散させて吸収する高効率クラッシャブル構造を形成。
正面衝突だけにどどまらず、より現実的な事故を想定したオフセット衝突に関しても数々のテストを繰り返し、全方位にわたった安全設計ボディとしています。例えば、後面衝突では、トランクルームが効果的に衝突エネルギーを吸収し、高剛性ボディが乗員へのダメージを最小限に抑えます。


側面衝突への頼もしい対応。高強度ドアビーム。

ボディ構造の強化に加えさらに、衝撃吸収パッドや高強度ドアビームなどを採用し、
側面衝突への対応を強化。世界水準の安全性を確保しています。


全タイプに運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムを標準装備。
エアバッグシステム あくまでもシートベルトの正しい着用を前提とし、前方向からの衝撃をセンサーが感知すると、瞬時にエアバッグが膨張・収縮する、乗員にやさしい展開システムです。


高性能、軽量、コンパクトな、
3チャンネル・デジタル制御ABS。〈4輪アンチロックブレーキシステム〉

(16Xに標準装備、15E、16G、16G 4WDはメーカーオプション)

濡れた路面や雪道などの滑りやすい状況で、急ブレーキをかけた場合、
コンピュータがいわゆるポンピングブレーキを精密に行なうことによって、
車輪ロックを防ぎ、ハンドリングによる回避能力を確保しようとするものです。


被視認性に優れ、安全性を高める、ハイマウントストップランプ。
リアトレイ部にスマートなデザインで装備された、ハイマウントストップランプ。
見やすい高さでワイドに点灯し、後続車にブレーキングを明確に伝えます。


安全を4つの視点から総合的に追求する、ホンダの「グローイングセーフティ」。

クルマの技術的なアプローチとともに、安全運転の普及・向上といった分野にも力を注ぎ、 ハードとソフトの両面から安全性の向上に努めていく、ホンダ独自の安全思想「グローイングセーフティ」。
この考えが、NEWドマーニの全身にも徹底して貫かれ、息づいています。

安全の4つの視点


環境問題を考え、リサイクル性を徹底。

部品のマーキングをはじめ、バンパーやダッシュボードに解体しやすい構造や
リサイクル性の高い素材を採用するなど、省資源にも積極的に取り組んでいます。
また、大気汚染を防ぐ接着材や塗装システムを採用するなど、製造段階から、 地球環境を見つめたクルマづくりを行っています。



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