FACT BOOK
CR-V
CR-V 2006.10.12
Safety / Active Safety
安心感と安全性を多面的に追求した、高水準の安全性能。
クルマとしての基本性能を高めたうえで、運転にゆとりと安心を与える数々の装備を搭載。
事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティ。
「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの基本性能を徹底的に突き詰めるとともに、視認性や操作性といった運転のしやすさを向上。そのうえで、ドライバーの操作などを補助し、安心感を高める充実したアクティブセーフティ装備を設定しています。
旋回時にも進行方向を照らす、
AFS(アダプティブ・フロントライティングシステム)。
(ZXi、ZLiに標準装備)
■AFS配光イメージ
AFS配光イメージ
カーブや交差点の右左折時などでステアリングを操作すると、ステアリング舵角に連動して操舵側のヘッドライトユニット(ロービームのみ)が向きを変え、進行方向を明るく照射。高輝度で照射距離の長いプロジェクタータイプのディスチャージヘッドライトと合わせ、夜間の視認性を高めます。なお、停車時、5km/h未満での走行時、後退時には作動しない設定とし、作動を停止したい場合には、AFSオフスイッチを押すことで作動を解除することも可能です。
 
ディスチャージヘッドライト〈HID〉
(ロービーム、オートレベリング機構付)を全タイプに標準装備。
Photo:ZXi AFS作動イメージ
Photo:ZXi AFS作動イメージ
低消費電力ながらハロゲンヘッドライトの約2倍の光量を発し、照射距離の長いプロジェクタータイプのディスチャージヘッドライトを採用。遠くまで明るく照らし、夜間走行時の安心感を高めます。また、乗車人数や荷物量によって車体の姿勢が変化した場合に、ヘッドライトの照射軸を適切に補正する、オートレベリング機構を採用しました。前後サスペンションの沈み込み量から車体の角度を検出し、無段階で自動調節。照射軸を適正に保つことで対向車への眩惑を防ぎます。
■照射範囲イメージ(ロービーム) ■オートレベリング機構作動イメージ
照射範囲イメージ(ロービーム) オートレベリング機構作動イメージ
旋回時などの走行安定性をさらに高める、
VSA(車両挙動安定化制御システム)を全タイプに標準装備。
ABS、TCSに、オーバーステアやアンダーステアなどの横すべり抑制を加えたVSA。ブレーキ制御を4輪制御とし、きめ細かにコントロールすることで、クルマの急激な挙動変化を効果的に抑制し、運転にゆとりと安心をもたらします。さらに、エンジントルク制御をDBWによるスロットル制御で行うことで、より高精度な制御を可能にしています。
■VSA作動イメージ
VSA作動イメージ
オーバーステア抑制
ステアリングの急な切り過ぎなどで後輪スリップによる車両の巻き込みが発生した場合、外輪にブレーキをかけることで車両を安定化。
アンダーステア抑制
旋回時に前輪がスリップし軌跡がふくらんだ場合、エンジントルクを低減し、リア内輪にブレーキをかけることでトレース性を向上。
発進制御
発進時などで左右輪の路面状況が異なる場合、エンジントルクとブレーキ力を最適配分し、ホイールスピンを抑制することで、発進性や登坂性を向上。
EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS+ブレーキアシストを全タイプに標準装備。

前のページへ 目次へ 次のページへ