CR-V - 1995.10

CR-V
CR-V
 
安全・環境


社会に適合する4WD。
その実現のため、安全、環境への配慮を
徹底させています。



ホンダのクルマづくりの基本にある安全思想、
「グローイングセーフティ」。
クルマの基本研究段階から行なう安全への取り組み。
事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティ。
乗員を保護するためのパッシブセーフティ。
安全運転の普及・向上のための取り組み。
この4つの方向から安全性を見つめ、「安全性と走る楽しさが両立するレベル」まで高めていくこと。それがホンダ独自の「グローイングセーフティ」です。この思想はもちろん、CR-Vにもしっかりと貫かれています。


グローイングセーフティ


運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム
運転席用&助手席用
SRSエアバッグシステム
 
高強度ドアビーム
高強度ドアビーム
大型マルチリフレクターヘッドライト
大型マルチリフレクターヘッドライト
 
ハイマウント・リアコンビネーションランプ
ハイマウント・リアコンビネーションランプ
※メーカーオプション エアバッグ作動時の写真を合成したものです。


乗る人へのダメージを極力小さくする衝突安全性能。
さまざまな衝突テストを繰り返したボディは、衝突時のエネルギーをスムーズに効率よく吸収するクラッシャブル構造としています。さらに高剛性キャビンや、高強度ドアビームなど、細部にまでわたって高い衝突安全性能を追求しています。

先進の技術を導入した安全装備。
万一を考え、CR-Vは以下のような安全装備を採用しています。

運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム(メーカーオプション)
コンピュータがブレーキのロックを防止する3チャンネル・デジタル制御ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)(メーカーオプション/B仕様を除く)
配光特性にすぐれた大型マルチリフレクター・ヘッドライトと被視認性を高めるハイマウント・リアコンビネーションランプ。
外気温が3℃に下がると約10秒間点滅する外気温度計付デジタル時計、など



CR-Vが取り組んだ環境への配慮。

軽量化による低燃費への取り組み
まずエンジンには4連スリーブブロックを搭載し、ブラケット類をはじめとする部材を徹底的に吟味。さらにデュアルポンプ4WDシステムやボディ自体の軽量化も行ないました。その結果、4WDと4ATの組み合わせながら11.2km/Lと、すぐれた燃料消費率を実現しています。※10・15モード走行(運輸省審査値)

リサイクルへの取り組み
資源への配慮としてCR-Vは、スプラッシュシールドやフューエルパイプカバーに、市場で不要になったバンパーなどの樹脂部品を再利用。またバンパー、サイドシルガーニッシュ、ホイールアーチプロテクターなどにはリサイクルできる樹脂を使い、さらにリサイクル性を向上させるため、無塗装としています。

環境破壊への配慮
ブレーキやクラッチの摩擦材にはノンアスベスト材を採用。またエアコン用の冷媒には地球環境に配慮したHFC134a(R134a)を使用しています。製造工程においても部品洗浄の際の特定フロンを全廃するなど、ノンフロン化を推進しています。



SRS(Supplemental Restraint System)エアバッグシステム[シートベルト補助乗員保護装置]は、あくまでもシートベルトと併用することによって大きな効果を生むシステムとして開発されたものです。従って、その乗員保護効果は、シートベルトを正しく着用してはじめて発揮されることをご理解くださるようにお願いいたします。
ABSはあくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがって、ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では充分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。



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