CONCERTO - 1988.06

CONCERTO


CONCERTO
 
INTRAC & 4AT

■4AT
4WDとのベストマッチング。
ローホールド機構付 フル電子制御(PGM)
2WAY4速オートマチック
(デュアルモード・ロックアップ)

イラスト:ローホールド機構付フル電子制御2WAY4速オートマチック・トランスミッション
イラスト:ローホールド機構付フル電子制御2WAY4速オートマチック・トランスミッション

2WAY4速オートマチック


優しく頼もしいホンダ4WDならではの走り。その魅力のすべてをより多くの方に、より身近に楽しんでいただくために、先進のフル電子制御ATを搭載しました。高精度デジタルコンピュータが変速やロックアップのタイミング及び領域をフル制御。しかも、走りのステージに応じた2つの変速特性が選択可能。ハイパー16バルブエンジンのポテンシャルをあますことなく伝える効率のよさに加え、スムーズでなめらかなシフト感覚と、ドライバーの感性に心地良くフイットするシフト特性をも実現した、高性能で高感度なオートマチックです。さらに、優れた登坂性能に呼応する降坂・減速性能が得られる、ローホールド機構を採用。ここに、4WDとベストマッチングを見せる、最新オートマチック・トランスミッションが誕生しました。(JX-i) シフトロック機構
このATにも、シフトロック機構を採用しています。

ノーマル&スポーツの2WAY選択。
[D]レンジ(ノーマル)、[S]レンジ(スポーツ)の2種類の変速特性をドライバーが好みによって自由に選択できる機能を備えました。[D]レンジは、1速から4速まで、通常のほとんどの走行条件にスムーズに応答。[S]レンジはシフトアップのタイミングを高回転寄りに設定。よりパワーのある回転域での走行が行えるうえ、キックダウンも俊敏なレスポンスが得られます。シフトアップは3速までとしていますが、[S4]ボタンをONすれば4速までのシフトアップが可能です。

ホンダ独自のデュアルモード・ロックアップコントロール
加速時、クルージング時などのアクセルONモードだけでなく、減速時、ブレーキ時などのアクセルOFFモードにまで、ロックアップ作動領域を飛躍的に拡大したホンダ独自のデュアルモード・ロックアップコントロールシステム。エンジンの燃料制御との組み合わせが、リニアな減速感覚と同時に、燃費の向上ももたらしています

高い降坂・減速性能を実現。ローホールド機構。
4WDの高い走破性に対応し、ローホールド機構を装備。[2]レンジ選択中に、[LOW]ボタンをONすれば、50km/h以下で1速へシフト。 [LOW]ボタンを解除するか、他のレンジに切り替えるまで1速に固定され、降坂時にも強力なエンジンブレーキが得られます。

低振動、低クリープ設計。
変速がきわめてなめらかな上に、停車中は自動的に2速へシフトすることでクリープ現象が弱く、振動が少ないことも、このATの大きな特徴です。スタート時には、ブレーキオフまたはアクセルオンの信号に瞬時に反応し、1速へシフト。力強い発進をします。

逞しい駆動力を発揮。SL=スーパーロー付5速マニュアル。
4WDのマニュアル・ミッションは、スーパーローをプラスし、前進6段としました。スタックしやすいぬかるみや、山岳路での坂道発進など、とくに強力な駆動力を必要とする場面で、スーパーローが威力を発揮します。



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