FACT BOOK
CIVIC/CIVIC HYBRID
CIVIC/CIVIC HYBRID 2005.9.22
Packaging 空間設計
運転する楽しさとゆとりの広さを追求した空間設計。
ゆとりの広さを確保したうえで、運転のしやすさを徹底的に追求。
ワイドボディとロングホイールベースによって、ゆとりの室内幅と室内長を確保したうえで、大胆に前方へ出すとともに傾斜を強めた大型のフロントウインドウをはじめ、グラスエリアの配置や角度の工夫などにより視覚的な広さ感も高めています。フロント席では、インストルメントパネルの奥行きを活かしたメーター配置や、垂直に近づけたステアリングホイール角度などにより、スポーティで安心感の高いドライビングポジションを提供。リア席では、充分な広さを確保したうえで、フロントシートバックなど各部の形状を工夫し、動きやすさも追求しています。また、濃いブルーを使ったインテリアカラーを設定するなど、先進的でスポーティな空間を、スタイリッシュかつモダンに演出しています。
■ボディサイズおよび室内サイズ
ボディサイズおよび室内サイズ
単位:ミリ ※ドアミラーウインカー装備車(非装備車は1,755mm)
優れた視認性とスポーティな操作性を高度に融合した先進コクピット。
これまでになく安心感があり運転を楽しめる先進的な空間を目指し、視認性や操作性といったドライバーとのインターフェースを一から見直しました。表示部や操作部に優先順位を設定・グルーピングし、重要度の高いものから、見やすく使いやすい位置に多層的に配置していく、マルチプレックスコクピット・コンセプトを提案。表示系では、フロントウインドウを前方に出したことによる奥行きを活かし、運転中に確認する頻度の高いスピードメーターなどを、走行視界からの視線移動が少ない位置に配置。操作系では、ステアリングホイールの周辺に機能を集中させています。これらにより、必要な情報を素早く得られる優れた視認性と、スポーティに運転を楽しめる操作性を同時に実現したほか、合理的なレイアウトにより収納装備などの使い勝手までも向上しました。
Photo:シビック 1.8GL メーター類は撮影のため点灯
Photo:シビック 1.8GL メーター類は撮影のため点灯
開放感とともに良好な視界を確保。
大型のフロントウインドウや、ドライバーに向かってスラントしたインストルメントパネル形状により、前方への開放感を高めるとともに、フラットブレードワイパーや三角窓を採用し、ドアミラーをサッシュではなくドアパネルのやや後方に取り付けることで、良好な視界を確保しています。 開放感とともに良好な視界を確保。
開放感とともに良好な視界を確保。
必要な情報を素早く確認できる、マルチプレックスメーター。
スピードメーターなど確認頻度の高いものを厳選し、インストルメントパネルの上方・遠方で、かつドライバーの正面に配置したマルチプレックスメーターを新開発。走行視界からの見下ろし角を小さくし、視線移動距離を最小化するとともに、走行視界に近づけることで焦点差を少なくしています。上段は、スピードメーターのほかに燃料計、水温計※1、ターンシグナルインジケーターを設置。計器の数を絞ったうえでスピードメーターを大きく表示できるデジタル式とすることで、走行視界を妨げないコンパクトサイズとしながら視認性をいっそう向上しています。下段には、自発光式※2のタコメーターやオド/トリップメーターなどを、シビック ハイブリッドはさらに、IMAのアシスト/チャージ状態を表示するメーターを設置しています。
※1 シビック ハイブリッドは、水温計と瞬間燃費計を切り換え表示
※2   シビック 1.8Bを除く
MULTIPLEX METER
Photo:シビック 1.8GL
Photo:シビック 1.8GL
Photo:シビック ハイブリッド MX
Photo:シビック ハイブリッド MX
メータ類は撮影のため点灯。またステアリングホイールを取り外しています。
■スピードメーターの見下ろし角および視線移動距離説明図
スピードメーターの見下ろし角および視線移動距離説明図
●走行視界との焦点差が少なくピントが合いやすい。
●少ない視線移動で素早く確認できる。
スピードメーターの見下ろし角および視線移動距離説明図

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