CIVIC - 1991.9


CIVIC

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シャシー




CHASSIS

 

ハンドリングと乗り心地の高次元バランスを
追求した、新世代シャシー。


  

ニューベンチマーク・カーにふさわしく、徹底して磨きあげた新世代サスペンション。
 
シビックのあたらしい高性能を生かしきるために、サスペンションの果たす役割は、きわめて重要です。そのためホンダは、自ら熟成をつづけてきた4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンションのさらなる進化を目標に掲げました。
そのめざすところは、考えられるさまざまな走行条件のなかで、いかなるときもタイヤがつねに路面から離れることなくしっかりとホールドしていること、すなわちハイコンタクトの追求にありました。また、これをつきつめることで、路面からの情報をいかにハンドルへフィードバックするか、また外乱による反力をいかに軽減するか、さらにはいかに駆動力をロスなく伝えきるか、などをそれぞれテーマとして取り組んだわけです。
そしてこれを可能にするため、具体的には——
(1)フロント・ダブルウイッシュボーン・サスペンションの改良とL字形ロアアームの採用
(2)サスペンションの低バネレート化
(3)サスペンション・ストロークのロング化
(4)フロント・ロールセンター高の変更
(5)ダンパーのシリンダーサイズのアップ
などを実施。これにより、サスペンションが自在に動いても素直なコンプライアンスが確保され、しなやかでかつスポーティな乗り味と高い限界性能を実現することにより、いわばドライバーが意のままにコントロールできる新世代サスペンションの具体化を図りました。


 


フロント・ダブルウイッシュボーン・サスペンション

フロント・ダブルウイッシュボーン・
サスペンション

リア・ダブルウイッシュボーン・サスペンション

リア・ダブルウイッシュボーン・
サスペンション





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