CIVIC&CR-X - 1987.09


CIVIC & CR-X
FACT BOOK
CIVIC&CR-X
シビック&CR-Xの歴史('72〜'87)


sikaku
 
'70
 
ya
いまから15年前、あくまで人間のための道具として、クルマづくりの原点に立ち返り、あらゆる有用性をユーティリティ・ミニマム(必要最小限)に満たして誕生したシビックは、真のベーシックカーとして、いたずらに奇をてらうことなく独自の道を歩き続けてきました。
また、同時に「低燃費」や「低公害」などの社会的テーマをもいち早く充たしながら、常に時代に新しいコンセプトをなげかけ、世界のクルマづくりをリードし続けてきました。新型シビック&CR-Xは、これからもそうあり続けるために、ここに誕生したのです。

'72.7月
'73
第1次オイルショック

ベーシック・カー
シビック誕生

●FF2ボックスの先駆
●FUN TO DRIVE
●CAR OF THE YEAR




'78
第2次オイルショック
'79.7月 矢印 ●CVCC

ニュートレンドカー
スーパー・シビック誕生

●高品質


sikaku
 
'80
 
ya
'83.9月 矢印

FFニューエイジ
ワンダー・シビック
バラード誕生

(スポーツCR-X、セダン)

個性明快

シビック3・4・5ドアとバラードセダン・CR-Xそれぞれが、明快な個性を打ち出したクルマづくり。

HUMAN
FITTING
TECHNOLOGY

(技術視点は、クルマからヒトへ)

矢印

矢印

BEST EFFICIENCY TECHNOLOGY

そして'87.9月ヒューマン・フィッティング・テクノロジーの具現化

[新型]シビック
[新型]CR-X
誕生

役割明快

シビック3・4・5ドアとCR-Xそれぞれが、明快に役割を全うできるクルマづくり。



●シビック&CR-X栄光の歴史

1972

7月。発売開始 シビック

低燃費・低公害・高性能のCVCCエンジン発表

モーターファン誌主催'72カー・オブ・ザ・イヤー第1位(1200GL)同時に大衆車部門賞受賞

米国環境保護庁(EPA)が「現在、後処理なしの低公害方式のなかで最もクリーン」と評価(CVCCプロトタイプ車)

CVCCエンジン特許世界へ公開

1973

シビックCVCC発売

米国科学アカデミー(NAS)がCVCCエンジンを「現在、最も進歩した成層給気燃焼方式」と絶賛

CVCC開発で科学技術庁長官賞受賞

CVCCエンジンで、機械振興協会賞受賞

'73ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに国産車初の堂々第3位(1200輸出仕様車)

モーターファン誌主催'73カー・オブ・ザ・イヤー第1位(1200AT・GL)同時に大衆車部門賞受賞

1974

'74年度米国環境保護庁の燃費テストで第1位(1200輸出仕様車)

CVCC開発により自動車技術会技術賞受賞

ロードテスト誌主催'74米国カー・オブ・ザ・イヤー輸入車部門第1位(1200輸出仕様車)

CVCCエンジン、日本機械学会賞・技術賞受賞〈CVCCエンジンの実用化〉

米国ユニオンオイル燃費テスト、総合で最優秀値(CVCC輸出仕様車)

モーターファン誌主催'74カー・オブ・ザ・イヤー第1位〔3年連続の快挙〕(CVCC AT・GF)同時に大衆車部門賞受賞

1975

'75年度米国環境保護庁の燃費テストで第1位(CVCC輸出仕様車)

米国モータートレンド誌ゴールデンホイールズ賞のエコノミー部門賞受賞(1200輸出仕様車)

CVCCエンジン、アメリカで基本特許成立

「低公害性と燃費経済性を同時に達成したCVCCエンジンの開発」により毎日工業技術賞受賞

月刊自家用車誌主催人気投票、大衆車部門第1位

1976

'76年度米国環境保護庁の燃費テストで第1位

発売以来わずか4年、世界80余ヵ国にわたり生産累計100万台を達成(昭和51年7月時点、自工会調べ)

カナダで輸入車販売台数第1位を記録

1977

'77年度米国環境保護庁燃費テストで、4年連続の第1位を達成(CVCC1500マニュアル・77年モデル米国49州仕様車)

生産累計150万台を達成(昭和52年12月時点、自工会調べ)

1978

人気のホンダマチックが「画期的でよい技術開発」「自動車技術の歴史にのこるもの」として昭和53年度通産大臣発明賞受賞(社団法人発明協会主催) シビック

カナダで、連続28ヵ月輸入車販売台数第1位を記録(昭和53年7月時点)

1979

シビック2ボックス台形デザインが「2ボックスカー流行の先がけをつくった」として昭和54年度通産大臣発明賞受賞(社団法人発明協会主催)

7月、ニュートレンドカー/スーパー・シビック誕生

生産累計200万台を達成(昭和54年8月時点、自工会調べ)

シビック1500EXに、このクラス初のパワーステアリング、パワーウインドウを標準装備

1980

モーターファン誌主催'79カー・オブ・ザ・イヤーポピュラーカー部門第1位(1500・CF)

モータートレンド誌主催'80米国インポート・カー・オブ・ザ・イヤー第1位

新エンジンCVCC-II搭載NEW1300/1500登場

シビック4ドアセダン誕生

8月、バラード4ドアセダン1300/1500誕生

1981

6月、バラードをベースに英国BL社でライセンス生産開始(BL名、トライアンフ・アクレーム)

1982

生産累計300万台を達成(昭和57年3月時点、自工会調べ)

1983

6月、バラードスポーツCR-X誕生 シビック

ワンダーシビック誕生

'83年度米国環境保護庁の燃費テストで第1位(1300FE輸出仕様車)

1984

10月、HONDA DOHC搭載シビック3ドアSi登場

10月、シビック・5ドアシャトルに4WD誕生

'83-'84日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞(日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会主催)

'84グッドデザイン大賞受賞(通産省選定)

'84カーデザイン大賞受賞(イタリア・ピエモンテ州、トリノ市主催)

1985

2月、HONDA DOHC搭載シビック4ドアSi登場

ホンダマチック3速フルオート(1300)、4速フルオート(1500)を搭載

ホンダFF車、生産累計1000万台を達成(昭和60年11月現在、自工会調べ)

1986

9月、シビック・5ドアシャトルに新技術ビスカス・カップリング搭載リアルタイム4WD登場

ホンダFF車、生産累計1100万台を達成(昭和61年9月現在、自工会調べ)

1987

生産累計500万台を達成(昭和62年7月時点、自工会調べ、バラードを含む)




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