CIVIC - 1979.07


CIVIC

CIVIC

8 安全性、低維持費・ロングライフ化



新型シビックは、ホンダのクルマづくりに一貫して流れる〈積極安全思想〉に加え、低維持費、ロングライフ化への配慮も行いました。


 A 安全性

(1)

ボディ

万一の事故にも室内へのショックをやわらげる衝撃吸収性にすぐれた剛性の高い合理的な一体構造モノコックボディ。

プロテクター付大型カラードバンパー。

ガソリンタンクは、後席床下に取付け、給油パイプも室外配管。


一体構造モノコックボディ


(2)

ブレーキ

全タイプに前輪ディスクブレーキ、後輪はオートアジャスト付リーディングトレーリング式ブレーキを装備。

X型配管の2系統ブレーキシステム。

新設計の大径ブレーキサーボ。(1300・3ドアSEは除く)
ブレーキ


(3)

室内

2方向衝撃吸収ハンドル。

後席ドアは、チャイルドプルーフ機構付。(SEは除く)

270°広角2本スポークハンドル。(CXは除く)

3点式フロントELRシートベルト。(CXのみ)
チャイルドプルーフ機構付


(4)

視界

ガラス面積は21%拡大、特にリアウインドは42%も拡げ良好な視界としました。

後方視界を確保する広角払拭式リアワイパー。(SEは除く)

フロント間欠ワイパー。(CE、CF、CXのみ)

前後ウインド、ドアガラスの視界を確保するデフロスター、サイドデミスター、※熱線プリント・リアデフォッガー。(※はSEを除く)

室内から角度調整ができ、さらに雨や雪降り時、ミラー面の曇りを防ぐヒーテッド・リモコンミラーを用意。(オプション)


リアワイパー デフロスター ヒーテッド・リモコンミラー


視界1

良好な視界(高さ)



(5)

灯火

ヘッドライトは、左右及びローとハイビーム各々を独立させた、4系統ヒューズシステム。

被視認性のすぐれた大型リアコンビネーションライトのレンズ面積がブレーキ灯28%、方向指示灯42%それぞれアップ。

ハロゲンヘッドライトを標準装備。(CX)
4系統ヒューズシステム


(6)

メーター・警告灯

理想的な同時視認性が得られる1眼配置の集中ターゲットメーター(SEは除く)。手前には、各種警告灯を配置。

(7)

ソフトパットでおおわれた突起物の少ないインストルメントパネル。




←前のページへ---目次へ---次のページへ→