CITY - 1982.09

CITY
CITY

シティは、ニュースにあふれてる。

●インテリア

インテリア


ドライブがスポーツになった。
そう直感させるほど
からだ全体にビンビンアピールする
走りのための空間。
乗る人をどこまでも魅了する
シティは、スポーツマシーン。

ターボを駆る壮快さ。
新インストルメントパネル

すぐれた機能性に、いわばゲームをするたのしさを加えた、全く新しい発想のインストルメントパネルです。
ドライバー席には走行のための各種情報を集中し、操縦感覚をさらにライブに演出。また、アシスタント席には実用性に加えて、やさしくつつみ込まれるようなくつろぎを重視しました。
もちろん、たくさんのトレイやポケットをもつ、完全2階建ての2段フルトレイインパネ。軽快でシンプルな空間が、シティターボの走りのイメージをワイドに伝えます。
とくに、新しくデザインされた円形のベンチレーション吹き出し口は風量も多く、スポット的に風を送ることも出来る、実用的でしゃれたアクセント。爽やかで、開放感あふれるスポーティ走行を演出します。
新インストルメントパネル

ホンダ独自のエレクトロニクス。
専用グラフィックメーター

HONDA HUMAN ELECTRONICS
運転に必要ないくつかの情報は、それぞれ微妙に違ったニュアンスをもっています。いずれもその目的に応じて、スピーディに、そしてドライバーが最も読み取りやすい形で伝達することが基本です。シティターボは、速度、回転数、過給圧などの、つねにチェックしていたい情報を、見やすくコンパクトに集中させると同時に、各メーターの性格に応じた方式を採用しました。
スピードメーターは、液晶デジタル式で、変化しつづける速度を1キロ刻みで正確に伝えてくれます。
そしてタコメーターは、グラフィカルな針先が、エンジン回転数を点としてではなく連続した動きのなかで伝えてくれます。
さらに、過給圧の変化をライヴに伝える液晶式のグラフィックターボメーターも装備。うれしくさせる、グッドアイデアです。
メーター全体は、オレンジ色を基調とした、しゃれたトーンです。

剛性の高い太グリップタイプ。
小径3本スポークステアリング

手のひらに吸いつくようにフィットする、ソフトで力強い、専用の太グリップ3本スポークステアリングです。
直径も370mmとスポーティサイズ。クイックなハンドリングで、ターボパワーをダイレクトにたのしむことが出来ます。ステアリングひとつから、シティターボは、グッドフィーリングです。

ハイパーインテリア

高さに充分な余裕のあるトールボーイデザインによって生まれた広さに加え、シティターボは立体として空間をとらえ、すみずみまで可能なかぎりスペースの有効利用を図りました。
上下、そして前後・左右と、ムダのないシステム化された空間が広がっています。
しかも、専用のバケットシートをはじめ、コンビネーションドアライニングの採用や、カーペットまで含めて室内全体をカラーコーディネイトするなど、機能と感覚をハイレベルにまとめあげたハイパーなインテリアです。

専用バケットシート
サポート性の高い
専用バケットシート

バケットシートを、ゼロから、新たにデザインしました。
まず、ターボのスポーティな走りのために、ホールド性を徹底的に向上させています。からだの部分で言えば、ちょうどワキから下はしっかりとホールド。そして、ワキから上は自由にのびのび出来、からだがホールドされていても開放感のある、人間工学的にもすぐれた設計です。また、シートとヘッドレストの間が空いたアッパーシースルーを採用し、同じサイズでもゆったりとした大きさを感じさせるとともに、座ったさいのフィット感を重視するなど、長時間のクルージングも壮快そのものです。ヘッドレストも、全体がソフトパッドでつつまれたニューデザインです。

発想のユニークさは、コレ。
ポケッテリア

ポケッテリア
ポケットだらけのインテリアだから、つまりポケッテリア。いかにクルマを使いこなせるかを考えぬいたシティならではのアイデア。シティターボも、エアコンをセットすれば缶コーラ4本を冷やせるクールポケットをはじめ、15コものポケットを装備しました。
※エアコン装着車冷却時



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