このクラスのFF車のサスペンションに求められる、すべてのエレメントを研究・集約。あらゆる条件を満たすベストコンポーネンツにチャレンジしました。その結果が、SPORTECサスペンションです。しかも、高速走行時のポテンシャルを高めるために ●アンチダイブ・ジオメトリー/アンチリフト・ジオメトリー ●ネガティブオフセット・ジオメトリー ●ハイキャスタートレール(1.3) ●ニュートラルステア・ジオメトリー などのジオメトリーを徹底追求。高度なチューニングを施しました。
ホンダの新しい哲学である「MM思想」にもとづいて、サスペンションもシステムを軽量コンパクトに設計しました。 フロントはトーションバー、リアはビームを採用し、それらを全てフロアの下に設置することで、スペース効率を高めました。 ハイレベルのジオメトリーとのセッティングで、確かな直進性と俊敏な回頭性、快適な乗り心地を獲得しています。
クルマの運動能力は、サスペンション形式とともに、そのクルマの総合レイアウトによって大きく左右されます。バラードスポーツCR-Xは、2,200mmのショートホイールベース、前1,400mm、後1,415mmのワイドトレッドのスクエア・ディメンション。しかも重心高の低い設計。これらがニューサスペンションとマッチして、抜きん出た走行安定性と、切れのいいハンドリングを達成しました。