空力フォルムを語るとき、これまではCD(空気抗力係数)が中心にされてきました。しかし、CD値が小さいだけでは、空気抵抗が少ない実証にはなりません。一貫してトータルな空力特性を主張してきたホンダは、空力フォルムを語るとき、実質的な空気抵抗を表わすCD×Aにも着目してゆきます。つまり、空気抗力係数×前面投影面積が小さければ小さいほど、空気抵抗が少ないということになるからです。バラードスポーツCR-Xは、このCD×A値0.56という、限界値に近い数値を達成。もちろん、CDも0.33と、世界のトップレベルをマークしています。トータルエアロダイナミクスが、高次元で結晶したバラードスポーツCR-X。流れるようなフラッシュサーフェスボディで、FFライトウエイトスポーツの新時代を開きます。