上級小型車のための
新たなFFテクノロジーを確立しました。

ホンダは、自ら理想とする上級小型車を具体化するために、かつてない新しい独自の技術の創造に挑みました。FFがもたらす優れた直進安定性と走破性。パワートレインのコンパクト化がもたらす、広々とした居住空間の確保。軽量化による走りと燃費の両立。リアサスペンション・チューンの高い自由度。これら、FFの優れた利点を継承し、新たに新世代の駆動方式〈FFミッドシップ〉を完成したのです。
この新しいテクノロジーに基づくFFとして理想的な前後重量配分は、FFの特長である軽快なハンドリングをよりリニアにし、気持の良い走り感を実現。エンジンを縦置にすることにより、エンジンによるボディ振動を大幅に低減。上級小型車としての高品位化に大きく貢献しました。さらに、フロント・サスペンションまわりの効率的なスペース活用が可能となり、サスペンション設計の自由度が高まるなど、旧来からの技術にとらわれることのない車づくりが、新しい可能性を引き出しています。