ACCORD/VIGOR - 1983.06

ACCORD/VIGOR
FACT BOOK
ACCORD/VIGOR
Newアコード/ビガーの歴史・評価、今回の開発コンセプト


時代に先駆け、世界の注目を浴びて、
さらにワールド・ワイドな車へ進化しました。
 
世界の小型車の指標とされ、また、世界各国で高い評価を集めてきた卓越のクォリティに加えて、ホンダの真摯なカー・テクノロジーは新しい時代にふさわしい新しい価値を創造。
先進の独創技術を駆使して、ここに新世代のハイクォリティ・カーを誕生させました。
 
ホンダ・アコード/ビガーの歩み
1976
昭和51年

5月 アコードハッチバック(1600cc)発売。

モーターファン誌主催'76カー・オブ・ザ・イヤー第1位(アコードEX-5)と同時に小型車部門賞受賞。
1977
昭和52年

5月 アコードEXに装着のパワーステアリング、51年度自動車技術会賞(技術賞)を受賞。

9月 最高級タイプEX-L追加。

10月 アコードサルーン(4ドア)発売。

ホイールズ・マガジン誌(オーストラリア)主催'77カー・オブ・ザ・イヤー受賞。

ロードテスト誌(米国)主催'77カー・オブ・ザ・イヤー、アンダー5000ドル部門賞受賞。

カー&ドライバー誌(米国)主催'77カー・オブ・ザ・イヤー、アンダー5000ドル部門賞受賞。
1978
昭和53年

9月 アコードハッチバック/サルーン1800シリーズ発売。同時に53年排出ガス規制に適合。

ロード&トラック誌(米国)主催'78ワン・オブ・ザ・10ベスト・カーズ、ベストセダン・アンダー5000ドル部門賞受賞。
1979
昭和54年

10月 アコード全タイプにオーバードライブ付ホンダマチックを設定。同時にアコードサルーンにESタイプを追加。
1980
昭和55年

1月 アコードシリーズ生産累計100万台達成。

2月 アコード、サハラ砂漠5000キロを走破。

4月 新エンジンCVCC-IIを搭載し、燃費と走行性能を向上させ発売。

7月 CVCC-IIエンジン搭載のアコード1600シリーズを追加。

1981
昭和56年

7月 アコードシリーズ生産累計150万台達成。

9月 新型アコード発売(フルモデルチェンジ)

9月 ビガー発売。
1982
昭和57年

11月 米国オハイオ州において、日本初の乗用車現地生産を開始。

11月 ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーで6位に入賞。

12月 アコードシリーズ生産累計200万台達成。


乗る人の「ゆとり」と、人とクルマの「調和」をめざして、「新しい主張あるアダルトカー」として誕生したアコード。発売以来、FF小型乗用車を代表するクルマとして世界をリードし続け、世界90ヵ国で愛されてきました。そのヒューマンな快適性と、全身に込められたクォリティは、アコードシリーズの延長上に位置するクォリティ・ツアラー、ビガーを迎えて一層高い評価を得、クルマづくりのひとつの世界的規範を示すまでに至りました。いわば、アコード/ビガーの歩みは世界が注目しているFF小型車モデルカーとしての歩みでもあります。
アコード/ビガーシリーズ生産実績表(KD含む)
昭和 ハッチバック サルーン 年計
51 94,973   —    94,973  
52 219,064   23,032   242,096  
53 217,483   111,852   329,335  
54 168,952   146,859   315,811  
55 151,862   186,625   338,487  
56 127,481   203,232   330,713  
57 134,410   256,511   390,921  
合計 1,114,225   928,111   2,042,336  
 (自工会資料・ホンダ調べ)
 
世界中で続々、実証。
アコード/ビガーのクォリティ。

1982年11月。アメリカ合衆国・オハイオ州のホンダ・オブ・アメリカ(四輪車工場)で、ホンダはアコードの米国仕様車の現地生産を開始。日本で生み出されるクォリティと変わることのない、Made in U.S.A.のアコードをホンダスピリットに賛同するアメリカの人々の手で続々誕生させています。さらに、格式あるヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー選考において、対欧州仕様車のアコードが、並いるNewモデルに混じりながらも、日本車中最高の6位に入賞。アコード/ビガーに込められたクォリティの高さを実証しました。

オハイオ州ホンダ・オブ・アメリカ四輪車工場

オハイオ州ホンダ・オブ・アメリカ四輪車工場

 
ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー



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