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新型アコード1600/1800シリーズ発表のごあいさつ
FF新時代に向って、飛翔。

昭和51年5月、1600ハッチバックで初めて発売されたアコードは、ひろく世界でさまざまな話題をつくりながら1800シリーズに成長しました。そして昭和55年7月、CVCC-IIエンジンの開発を機に、1800シリーズに1600シリーズを加え、世界のお客さまのご要望に幅ひろく応えてまいりました。
これまでの生産累計台数は150万台を記録し、世界を代表するFF小型車としてアメリカ、ヨーロッパなど世界約90ヵ国の人々に愛用されております。(※昭和56年8月末日現在)この実績は、時代を先取りしたクルマづくりのコンセプト、すなわち「クォリティ」「快適性」「走り」「経済性」などを高いレベルで達成した、いわゆる「車質のアコード」に対する世界的評価を如実に物語っています。これは同時に、過去14年間に培われたホンダFF車・生産実績600万台に裏づけられた、高い技術に対する世界的信頼を示すものと確信いたします。(※昭和56年8月末日現在)
さらにアコードは、日本をはじめ世界各国の自動車メーカー技術者の「ターゲット・カー」として、またFF化が急がれる小型車市場での「モデル・カー」として、世界的な注目を集めております。
ホンダは、この高い評価のもとに、これからの時代にあるべきFF小型車の姿を追求してまいりました。
その結果、
これからのクルマづくりに求められるものは、時代の要請である「省資源」「省エネルギー」に加えて「クォリティ」「快適性」「走り」などを高い次元で満足させることはもとより、これらの要件が総合してつくりだす、「クルマ」と「乗る人」のよきコミュニケーションであると信じます。いいかえれば、「つくる人の心」がクルマを通して「乗る人の心」に温かく感じられる、クレディビリティ(信頼、真心、真実)感あふれる「クルマづくり」。これこそが基本であるべきであると考えました。
この考えに立ち、FFが主流となる世界の小型車市場をさらにリードするため、ホンダは高度に磨きあげたFF技術と独創のメカニズムを最大限に駆使し、世界の高級車の概念を、はるかに凌駕するハイオーナーカーとしての資質を備えた新型アコード1600、1800シリーズを発表いたします。

この新型アコードシリーズは、基本性能のよさに加えて、「真に快適な価値あるクルマをすべてのかたへ」をめざすホンダの「快適哲学」、すなわち高級車がもつ価値ある高度な装備の標準化を実現しました。
そのためホンダ独自の先進メカニズムやエレクトロニクス技術を縦横に駆使し、従来のクォリティ概念をはるかに超えたレベルを達成したものと信じます。

新型アコードは、これまでに世界の人々からかちえた信頼をさらに高め、FF新時代の「ワールド・クォリティ・カー」として大きく世界に飛翔いたします。

エレクトロニクスの応用にあたって
ホンダは、かねてより「技術はお客さまと社会の真のニーズを具現するための手段でなければならない」との考えを基本に、製品開発を進めてまいりました。
すなわちエレクトロニクスをクルマに応用する場合にも、クルマがもつ機能の一部を機械から電子に単に置き換えることや単純なエンターテインメントとしてではなく、従来のクルマにない新しい機能すなわち価値創造のために用いたいと考えてきました。
そこで、当然のことながら  
あらゆる環境の変化を鋭くとらえる鋭敏な神経(センサー)と自らの機能を自己判断できる頭脳(自己診断機能)を合わせもつこと。
万一、頭脳(コンピュータ)が働きを止めても、クルマそのものの機能(走る、曲る、止まる)は大きく阻害されないものであること。
が必要な条件であると考えました。
このような考えのもとに、エレクトロニクスを新型アコードに導入することを進めてきた結果、新型アコードにおいて新しいクルマの価値機能を創造することに成功しました。


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