Intercontinental GT Challenge
Round02
アメリカカリフォルニア8時間

プレビュー

2019年3月30日(土)

ラグナセカ・レースウェイ

カリフォルニア8時間

NSX GT3 EVOがカリフォルニア8時間に挑む

3月30日(土)からラグナセカ・レースウェイで行われるカリフォルニア8時間で、NSX GT3 EVOのインターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)での挑戦が始まります。Acura Motorsportsのチーム名のもと、ベルトラン・バゲット選手、マリオ・ファーンバッハー選手、レンジャー・ファン・デル・ザンデ選手が揃い、レースで力強いパフォーマンスを見せるべく臨みます。

ラグナセカ・レースウェイはサンフランシスコの南約100kmに位置する太平洋沿いの町モントレー近くにあり、その3.6kmに渡る起伏に富んだサーキットでNSX GT3は記録を出してきました。同サーキットで初めてレースをした2017年のカリフォルニア8時間では4位、昨年のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップではポール・トゥ・ウインを獲得しました。

Acura Motorsportsの3選手は、空力効果、スロットルのレスポンス、ドライバビリティー、燃費性能を向上したNSX GT3 EVOを駆り、20台による戦いに挑みます。

今年IMSAでNSX GT3 EVOを駆っているファーンバッハー選手は、2016年に行われたラグナセカ・レースウェイのGTDクラスで優勝しました。日本のSUPER GTシリーズに参戦しているバゲット選手は、初めてサーキットを走ります。ファン・デル・ザンデ選手は、2014年のアメリカン・ル・マン・シリーズでの勝利に続き、2017年のIMSAでは伝説的なオーバーテイクで優勝を果たしました。

IGTCは5つの大陸を渡って全5戦が行われる、世界有数のGT3レースです。2月に開幕戦のバサースト12時間が行われ、カリフォルニア8時間は今シーズン2戦目になります。7月にはスパ・フランコルシャン24時間レース、8月にはHondaのホームでのSUZUKA 10 HOURS、11月には最終戦のキャラミ9時間が行われます。

コメント

ベルトラン・バゲット選手
「NSX GT3 EVOでIGTCに参戦することになり、とても興奮しています。今月の上旬にフランスのポール・リカールで2日間の集中テストを行って、昨年のマシンからの進化を実感し、自信を深めています。私がラグナセカで走るのは初めてになりますが、レンジャーとマリオはこのサーキットで行われたハイレベルなレースで優勝した経験があるので、頼もしく感じています。私はNSX GT3での経験を活かして2人を助け、いいレースウイークにしたいと思っています」

マリオ・ファーンバッハー選手
「ラグナセカの素晴らしいサーキットで走るのが楽しみです。今年に入り、IMSAの24時間レースと12時間レースでNSX GT3 EVOを駆ったので、これが一番時間が短いレースになります。今までの2レースでは、結果こそ伴わなかったものの納得のいくレースができたので、マシンがいいペースを持っているのは確実です。サーキットとHondaのマシンの相性はいいので、プラン通りに努力すればいい戦いができるはずです」

レンジャー・ファン・デル・ザンデ選手
「レースウイークが待ち遠しいです。ラグナセカは世界で最も気に入っているサーキットです。このサーキットでは2勝しているので、今回もいいスピードで走れると思います。ただし、実力が拮抗していますし、8時間に及ぶレースの間には何が起こるか分からないので、難しいレースになるでしょう。私を含めて手強い3選手が揃ったと思っていますし、首位争いができるようにチームが16ヵ月間努力を重ねてきたので、自信を持っています」

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