2005年10月発表 2006年3月終了モデル
この情報は2006年3月現在のものです。

ODYSSEY
安全性能(アクティブセーフティ)
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Safety Performance
進化する安全性能の最先端を、ここに。
AFS作動イメージ
Photo:L(FF) ボディカラーはグレイッシュモーブ・メタリック メーカーオプション装着車 AFS作動イメージ
  事故を未然に防ぐための
アクティブセーフティ


走る、曲がる、止まるというクルマの基本性能が問われるアクティブセーフティ性能をあらゆる角度から追求したオデッセイは、ボディやサスペンション、ブレーキ、視界や取り回しのよさなど、クルマとしての基本性能を徹底。そのうえでEBD(電子制御制動力配分システム)付ABSや急制動時などに踏力を補助するブレーキアシストを全タイプに採用するなど、事故の未然回避能力を高めました。さらに明るさとともに遠方視認性を高めたディスチャージヘッドライト〈HID〉(ロービーム)、ヘッドライトの配光を左右にコントロールするAFS(アダプティブ・フロントライティングシステム)、ライトの点灯/消灯を自動化するオートライトコントロール、さまざまな路面で車両の挙動安定化をはかるVSA(ビークル・スタビリティ・アシスト)など、かずかずのセーフティデバイスを設定しています。
[ABS=Anti-lock Brake System] [EBD=Electronic Brake force Distribution]
EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
ABSは滑りやすい状況での急制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
 
作動イメージ(カーブの先を照らす)作動イメージ(交差点を照らす)
■ヘッドライトの配光を左右にコントロールするアダプティブ・フロントライティングシステム〈AFS〉(全タイプにメーカーオプション)

カーブや交差点での右左折時に、ステアリング操作に連動して操舵方向のヘッドライトのプロジェクターユニットが向きを変え、進行方向を照射。明るいディスチャージヘッドライトとあわせ、夜間走行の安心感を高めます。

※停車状態の操舵では照射方向は変わりません。

■ディスチャージヘッドライト〈HID〉
(ロービーム)


高効率・低消費電力のガス放電型バルブが、高輝度の光をより広く遠くへ照射。夜間や雨天時のドライブを明るくサポートします。乗車人数や荷物の量にかかわらず照射軸を一定に保つオートレベリング機構付き。
 
■車両挙動安定化制御システム〈VSA〉(Absoluteに標準装備)
ブレーキ時の車輪ロックを防ぐABS、加速時などの車輪空転を防ぐTCS(トラクションコントロールシステム)に、旋回時の横すべり抑制を加え、3つの機能をトータルにコントロールする先進の車両挙動安定化制御システム、VSA。さらに、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)との協調制御、ブレーキ操作の個人差を判断して最適なアシストを実行する学習機能を持つ電子制御ブレーキアシストも採用し、より効果的な制御を実現しています。

[VSA=Vehicle Stability Assist]
[VSAの機能]
オーバーステア抑制 旋回時、車両の巻き込みが発生した場合の挙動安定化。
アンダーステア抑制 旋回加速時、駆動輪の軌跡がはらんだ場合の路面トレース性向上。
発進制御 左右輪の路面状況が違う場合の発進性向上。
制動制御 制動時の安定性向上。
VSAはあくまでドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、VSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
VSA作動イメージ図
   
Honda プリクラッシュセーフティテクノロジー
Hondaは安全をクルマづくりの最重要課題のひとつとして位置づけ、運転者の教育・啓蒙を主としたゼロ次安全から、衝突を未然に防ぐことを主とする一次安全(アクティブセーフティ)、そして衝突時の傷害軽減を主とする二次安全(パッシブセーフティ)など、それぞれの分野で積極的に取り組んできました。これに加え、新たに研究開発をすすめてきたのが、アクティブセーフティとパッシブセーフティという概念の垣根をこえ、衝突を予測しその被害を軽減する「Honda プリクラッシュセーフティテクノロジー」。オデッセイは、その成果として、IHCCのミリ波レーダーを活用した追突軽減ブレーキ(CMS)とE-プリテンショナー(運転席/助手席)を採用しています。 ミリ波レーダーイメージ
Photo:ミリ波レーダーイメージ
     
■追突軽減ブレーキ〈CMS〉
(AbsoluteにE-プリテンショナー、IHCCとセットでメーカーオプション)
警報およびブレーキのアクティブな制御により、効果的に追突事故の回避支援と被害軽減をはかる先進の安全支援システム、追突軽減ブレーキ(CMS)。光に比べて雨などによる伝搬損失の少ないミリ波をフロントグリル内から前方に送信して前走車を検知。追突のおそれがあると判断した場合に音と表示による警報でドライバーに注意を促し、さらに接近した場合には自動で軽いブレーキをかけることにより体感警報を実行します。その後追突の回避が困難と判断した場合には自動で強いブレーキ制御を行い、ドライバー自身のブレーキ操作との相乗効果によって、オデッセイの強力なブレーキシステムのポテンシャルを最大限に引き出し、追突速度の低減をはかります。この機能はASV(先進安全自動車)を提唱する国土交通省から認可を取得しています。
[CMS=Collision Mitigation brake System]
●追突軽減ブレーキ(CMS)は追突を自動で回避したり、自動で停車するシステムではありません。追突軽減ブレーキ(CMS)の機能には限界があります。追突軽減ブレーキ(CMS)を過信せず、つねに前走車や周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。
●ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
 
■E-プリテンショナー(運転席/助手席)
(Absoluteに追突軽減ブレーキ(CMS)、IHCCとセットでメーカーオプション)


追突軽減ブレーキ(CMS)の作動と並行し、追突の危険性が高い場合に運転席シートベルトを弱く数度引きこむことで体感的に警報。さらに追突の回避が困難と判断した場合には、運転席/助手席シートベルトを強く引きこんで乗員の拘束効果を高めます。またE-プリテンショナーはドライバーが急ブレーキをかけてブレーキアシストが働いたときにも作動します。


●E-プリテンショナーは、シートベルトを正しく着用し、正しい運転姿勢をとらないと効果を十分に発揮しません。●ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
■追突軽減ブレーキ(CMS)+
E-プリテンショナー作動イメージ
(イラスト:運転席)
[前走車に接近]
[さらに接近]
[追突の回避が困難]

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