News&Topics
space.gif '98 JGTC NSX
'98 NEW Exterior Color
'98 NSX Owner's Meeting Schedule
'98 NSX Fiesta
CLUB REPORT
j2_1.jpg
j2_2.jpg

低重心と優れた空力特性を活かした
優れたコーナリング性能を
さらに研ぎ澄まし、耐久性、信頼性、
メンテナンス性を向上。

短い開発期間を経て、開幕2戦目からの参戦という駆け足のスケジュールにもかかわらず、手ごたえを残した昨年のコンセプトをキープし、さらにそれを研ぎ澄ます方向性で98モデルはじっくりと開発を進めた。
日本随一のコンストラクターである童夢の風洞で空力特性を煮詰め、フロントおよびリアエンドを中心にリファインを行い空力ボディを新作。ダウンフォースを増すとともに、エンジンの搭載位置を下げて低重心化を図ることでコーナリングスピードを向上させている。また、ギアボックス、ブレーキ、アクスルハブなどを新設計とし、信頼性、耐久性を向上。エンジンの位置や架装方式の変更により、エンジン交換時間の大幅短縮に成功した。さらに、ブレーキのディスクサイズとラジエータサイズを上げ、安定した制動力と冷却性能を実現。ファイナルギアを新作することで、ギアレシオのセッティングをより容易とした。
ターボ勢に対しては相変わらずパワー的に不利な状況ながら、コーナリング性能と操縦性の更なる向上で見どころのあるレース展開を狙う。レースもさることながら、新たに空力ボディを新作したNSX GTマシンの美しさをぜひ一度ご覧いただきたい。また、新たな設計思想の導入で、重低音を響かすエキゾーストノートとなったNSX GTマシンのエンジン音も、ぜひライブで聴いて欲しい。



BACKb_line.gifINDEXb_line.gif (82bytes)NEXT

NSX Pressの目次へNSX Press Vol.21の目次へ

NSX Press vol.21は1998年3月発行です。