日本でも、身近なレースを楽しむオーナーをどんどん増やしたい。

鈴木氏とともに、もう一人の立役者がコ・ドライバーを務める山崎雄二氏である。彼は同じNSXオーナーズクラブYOKOHAMAの副会長で、古き良き時代にラリーをやっていた人物である。鈴木氏の参加を知り、競技経験者として応援を買って出たのだ。コ・ドライバーは現地でも依頼できるが、意志の通じ合った仲間の方が感動を分かち合える。山崎氏には、タスマニアのような素晴らしいイベントに、少しでも多くの人が参加することができるようサポートしていきたいという意志がある。そのための、現地視察を兼ねた参加でもあるのだ。自身は、欧州の国際ラリーにNSXで出場するのが当面の夢。そのときは、息子さんも連れて行くと意気込む。NSXを中心に、スポーツカーの至福を味わうムードを高めていきたいとのこと。タスマニア工場最後に藤原氏は、NSXのオーナーならどんどん推薦していきたいと言ってくれた(台数によってはエントリーが受理されないこともある。より純粋なスポーツカーの方が有利らしい)。ぜひ皆さんも、国際級の感動を味わってみてはどうだろうか。



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NSX Press vol.21は1998年3月発行です。