ルマンウイーク
曜日、ルマンウィークの休日には、ミュルサンヌからN138を南下しロワールの城をめぐるドライブをお勧めしたい。ロワール川沿いの大都市トゥールまで一本道。緑の畑と並木に囲まれて心地よいドライブが約一時間半ほど愉しめる。トゥールに着いたら、ロワール川に沿ってN152を左へ。やがて川の向こうにアンボワーズ城が見える。さらに左へ。ロワール川を右手に気持ちよいワインディングドライブを延々と愉しむ。すると、絵画のように美しいブロアの街があらわれる。ここで対岸に渡り、今度はD951を進むとシャンボール城館に達する。じっくりと見ることはできないが、川辺に降りるなど寄り道をし、休息をとりながらでも朝早く出れば午後6時のドライバーズパレードに間に合わせることができるだろう。(現地でミシュランの地図、No.232と238を購入し参照していただきたい)
のなかを延々と走るN138。トラックなど遅いクルマがあるとみんな追い越しをするため、対向車線には注意が必要。制限速度は70km/hだが、走行するスピードアベレージは高い。 ストラン24。かつてフランス料理店だったが、今は香港生まれのシェン氏が経営する上海料理店に。イギリスでは、英国人の集いの場として紹介されている。パリ-ダカのチーム関係者も立ち寄るという。
ンボワーズ城。

ー・テルトルルージュの
店内。歴代のルマンポスターが飾られて いる。

ャンボール城館。
ルトサーキットの正面スタンド入り口の横に自動車博物館がある。自動車創成期の貴重なクルマや歴代のルマンカーが展示されているだけでなく、ディファレンシャルギアや等速ジョイントなどメカニズムを解説する動く模型などがある。 だらかな丘に煉瓦づくりの美しい街並みをかたちづくるブロアの街。対岸にクルマを止めてぜひ景観を愉しんで欲しい。フランスでは、その街の教会の屋根の色に合わせないと建築許可がおりないというが、壁の色まで統一された色合いが実に美しい。


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