2013年5月発表 2014年3月終了モデル
この情報は2014年3月現在のものです。

INSIGHT

安全性能

世界初の屋内型 全方位衝突実験施設。
現実に起こる様々な衝突の状況を再現できるこの施設で、
インサイトも繰り返し衝突実験を行い、安全性能を鍛え上げた。

すべての人の安全をめざして。
「人間尊重」の企業理念のもと、規制を基準とすることに満足せず、独自の安全基準を設けるHonda。
現実に起こる様々な衝突状況を再現できる実験施設を中心に、安全の追求を重ねている。

事故を未然に防ぐために。 Active Safety

「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの基本性能を徹底的に突き詰めるとともに、EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)や、後続車から確認しやすいLEDハイマウント・ストップランプ、さまざまな路面で車両の挙動安定化をはかるVSAなど、事故を未然に防ぐための装備を設定。危険回避能力の高いクルマを目指した。

クルマの横すべりや車輪の空転などを抑えるVSAを、全タイプに標準装備。

ブレーキ時の車輪ロックを防ぐEBD付ABS、加速時などの車輪空転を抑えるTCS、旋回時の横すべり抑制、3つの機能を統合制御しクルマの急激な挙動変化を抑えるVSAを全タイプに標準装備。運転にゆとりを与え、危険回避能力の向上を目指した。
VSA作動イメージ図 VSA作動イメージ図

夜間や雨天でも、遠くまでしっかり見渡すために。ディスチャージヘッドライト。

より遠くまで明るく照らし、夜間や雨天時の安心感を高めるディスチャージヘッドライト。通常のヘッドライトより大光量ながら、省電力で燃費にも貢献。オートライトコントロール機構で点灯忘れも防止。さらに、プロジェクタータイプとすることで薄型化をはかり、デザインにも配慮している。
ディスチャージヘッドライト

万一の際に、人を守るために。 Passive Safety

自分はもちろん、相手へのダメージも最小限に。衝突実験を繰り返して生まれた、骨格デザイン。

「すべての人の安全を追求する」Hondaの安全思想に基づいた骨格設計。衝突時の衝撃(G)をコントロールする「G-CON」をさらに進化させ、自らはもちろん、相手車両に与えるダメージも軽減する骨格を実現している。
ボディ構造モデル ボディ構造モデル

進化したGコントロール技術が生んだコンパティビリティ対応ボディ。

フレームなどの複合的な配置により、前面からの衝撃を広く分散・吸収。衝突時の自己保護性能を高めるだけでなく、相手車両への攻撃性を軽減する画期的なボディ。

「歩行者へのダメージ」をできるだけ減らしたい。歩行者傷害軽減ボディ。

世界初の歩行者ダミー人形を開発して以来、「歩行者へのダメージ軽減」を、先駆けて研究してきたHonda。国土交通省の「歩行者頭部保護基準」にとどまらず、脚部などの傷害軽減も、独自の基準で取り組んでいる。
※ボンネットの衝撃緩和性能規定
歩行者ダミー人形

運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム

前方向からの衝突時に、センサーが設定値以上の衝撃を感知すると、エアバッグが瞬時に膨張・収縮し、顔や胸へのダメージを軽減します。
SRS:Supplemental Restraint System(シートベルトを補助する乗員保護装置)

前席用i-サイドエアバッグシステム +サイドカーテンエアバッグシステム

車両の左右と中央部で側面衝突を検知し、的確なタイミングで作動する前席用i-サイドエアバッグシステムと、サイドカーテンエアバッグシステムを設定。i-サイドエアバッグシステムは乗員姿勢検知センサーを助手席に内蔵し、乗員の体格や姿勢を検知してエアバッグの展開を制御する画期的な機能を備えている。
運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム ■写真は機能説明のため、運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム、サイドカーテンエアバッグシステムともに展開した状態を合成したものです。

フロント3点式ロードリミッター付 プリテンショナーELRシートベルト

前席には3点式ロードリミッター付プリテンショナーELR〈緊急ロック式巻取装置〉シートベルトを採用。前方向からの強い衝撃を感知すると、瞬時にシートベルトを巻き取り、その後一定以上の荷重がかかるとシートベルトを少し送りだし、胸などへの負担を軽減。後席は、中央も含めて全シートで3点式ELRシートベルトを採用している。
シートベルト作動イメージ図 シートベルト作動イメージ図

万一の際、頭部や首へのダメージを低減。

万一の際、乗員の頭部への衝撃を緩和するよう室内のルーフサイドなどを衝撃吸収構造に。また、後方から低速で追突された際に、首への負担を軽減する頚部衝撃緩和シートを運転席/助手席に採用している。
頚部衝撃緩和シート 作動イメージ図

チャイルドシートの前方移動をしっかり抑制。

汎用型ISOFIXチャイルドシートを確実・容易に装着できるロアアンカレッジを装備。さらにチャイルドシートをより確実に固定するためのトップテザーアンカレッジを装備し、万一の衝突時、チャイルドシートの前方移動を効果的に抑制する。
■ISOFIXとは、誤使用防止、車両適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした、ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式です。
■必ず適合するチャイルドシートをお選びください。
汎用型ISOFIXチャイルドシート 汎用型ISOFIXチャイルドシート装着イメージ図

体験型のスクールで、安全運転を一からアドバイス。

運転に不慣れな方にも、クルマを操る楽しさを味わっていただきたい。Hondaでは初心者でも気軽に、安全運転を学べるスクールを全国各地で開催しています。
Honda ドライビング・スクール
■各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。■ABSは滑りやすい状況での制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作、およびステアリング操作を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSやVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。■運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。■SRSエアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。■前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します(i-サイドエアバッグシステムは、助手席側では助手席乗員の着座姿勢などを検知し、エアバッグによる重大な傷害の可能性があると判断した場合、展開を停止することがあります)。i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステム装備車は、システムを正しく機能させるための注意事項があります。

■各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「装備一覧」をご覧ください。

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