性能・安全
走行性能

加速が必要なときに、瞬時に反応。
EV(電気自動車)の高い走行性能。
走り始めた瞬間から最大トルクを生むモーターの特性に加えて、さらに、315Nmの高トルクモーターを搭載することにより、ダイレクトな加速感を実現しました。発進や停止の多い市街地でも、スムーズに走行することができます。
パワートレーン

専用開発したリアドライブ電動パワートレーン。
シティーコミューターとして充分な一充電走行距離と、さまざまな充電環境における高い利便性を確保するために専用開発された電動パワートレーン。ボンネットフード中央に充電/給電ポートを配置し、関連する部品をボンネット内へ集約。車両の床下にはバッテリーを格納する薄型IPU〈インテリジェント・パワー・ユニット〉を、リアにはコンパクトかつ大出力のモーターを配置しています。
走行モード

「NORMAL」と「SPORT」の走行モードをご用意。
スムーズな走りでコントロールがしやすい「NORMAL」、レスポンスがよく力強い加速が楽しめる「SPORT」を設定しています。シングルペダルコントロールと組み合わせれば、さらにさまざまなシーンに合わせた走りが可能です。
シングルペダルコントロール

アクセルペダルだけで減速や停車まで行える。
加減速の切り替えをスムーズに行えるように、「簡単」で「思い通りの操作感」を追求しました。
減速セレクター※1

手元で減速度が操れる。
ステアリングを握ったまま扱えるセレクターで、アクセルオフ時の減速度を4段階に変更可能。旋回や右左折の手前、降坂路、前走車との車間をあけたい時などに効果を実感できます。また、シングルペダルコントロールがONの際には、3段階で調節することができます。
サイドカメラミラーシステム

車幅内に収めることで、運転のしやすさにも貢献。
ドアミラーのかわりにサイドカメラミラーシステムを採用。170万画素の高性能なカメラで映した映像を、6インチの大きなディスプレーで確認できます。夜間時や悪天候の際には、自動調光機能により鮮明な後方視界を提供。さらに、サイドカメラミラー自体をコンパクト化し車幅内に収めています。
センターカメラミラーシステム

カメラならではの視界のよさ。
死角になりやすい領域を減少。荷物や乗員などで後方の視界がふさがっていても、テールゲートに装着されたカメラの映像で確認することができます。さらにシーンに応じて、通常のルームミラーに切り替えることも可能です。
最小回転半径


街中でも扱いやすい、驚きの小回り性能。
RR(リアモーター・リアドライブ)が可能にした大きく切れるステアリングにより、最小回転半径4.3mを実現しました。また、少ないステアリング操作で高い旋回性を確保するVGR(可変ステアリングギアレシオ)を採用。
予防安全性能

事故やヒヤリとする場面を未然に防ぐことで、
毎日の運転に安心を届けたいとHondaは考えています。
Honda SENSING
衝突を予測してブレーキをかけたり、前のクルマにちょうどいい距離でついていったりできる多彩な安心・快適機能を搭載した先進の安全運転支援システムがHonda SENSINGです。
安全装備設定

ディスプレー上で運転支援機能のON/OFFを操作可能。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)やブラインドスポットインフォメーションなど、運転支援システムのON/OFFがナビ画面上のタッチ操作で可能に。各機能をわかりやすく表示することで、直感的に操作ができます。
Honda SENSING シーン別機能一覧
街中を走行するとき
高速道路を走行するとき
夜間に走行するとき
駐車をするとき
「誤発進抑制機能」、「後方誤発進抑制機能」、「近距離衝突軽減ブレーキ」を組み合わせて「踏み間違い衝突軽減システム」と呼びます。
Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。
その他の安全運転支援機能
万が一の時も、日常のヒヤッとするシーンでも安全運転支援機能でサポートします。
衝突安全性能
衝突安全設計ボディー

すべての基本は、強い骨格づくりから。
すべての基本となるボディー骨格は、各所に軽量かつ強度に優れた素材を配置することで、衝突安全性能に貢献。また、相手車両や歩行者の安全まで視野に入れ、相手車両に与えるダメージも軽減する「コンパティビリティー対応ボディー」とともに「歩行者傷害軽減ボディー」を採用しています。
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉
さまざまな体格や衝突状況に対応するHonda独自の「内圧保持タイプ」運転席用i-SRSエアバッグシステムに加えて、さらに、万一の側面衝突に備えて、胸部へのダメージを低減するサイドエアバッグと、頭部や頚部への衝撃を緩和するサイドカーテンエアバッグも標準装備。
ポップアップフードシステム

歩行者の頭部への衝撃を低減。
歩行者との衝突を感知すると、ボンネットフードの後部を持ち上げ、歩行者の頭部への衝撃を低減します。
i-Sizeチャイルドシート対応ISOFIX下部取付金具(リア席)+
トップテザー取付金具(リア席)

チャイルドシートを、容易に固定するために。
汎用型ISOFIXチャイルドシートを確実・容易に装着できる取付金具をリア席にご用意しています。さらに、i-Sizeチャイルドシートにも対応。
写真はi-Sizeチャイルドシートを装着したものです。チャイルドシートはディーラーオプションです。
航続距離・環境性能
航続距離
Honda e Advance
一充電走行距離(国土交通省審査値)※2
*
259km
274km
*WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
急速充電
優れた急速充電性能。
高出力型リチウムイオンバッテリーを搭載。30分程度の急速充電において、満充電量の約80%充電を達成しています。
■ 急速充電器の仕様、周辺の環境温度、バッテリーの残量によって充電時間や充電可能容量が異なる場合があります。
環境性能
バッテリー

ムダな電力消費を抑える。
寒冷地でもバッテリーの性能を低下させないために。水加熱ヒーターを採用することにより、バッテリーを加温。航続距離の改善や出力低下を防ぐことができます。遠隔操作によるエアコン設定にも連動し、運転開始時間に合わせてムダな電力消費を抑えた効率のよいバッテリー温度のコントロールを行います。
CHAdeMOコネクター

国際標準規格「CHAdeMO※3」 に対応。
普通充電に加えて、急速充電の国際標準規格「CHAdeMO※3」に対応。また、ACコンセントには標準装備の普通充電用ケーブルを使うことが可能です。
快適空間

充電中でも車内で快適に過ごせる。
充電中でも走行以外の車両全機能を利用可能。エアコンやオーディオ、100V AC電源などを使うことができるので、車内で快適な時間を楽しむことができます。
充電スタンド検索

充電スタンドを簡単に検索が可能。
バッテリー低下時など、充電が必要な場合はナビで充電スタンドを簡単に探すことができます。ルート案内はもちろん、リアルタイムの利用状況や最新の営業時間を表示します。
急速充電/外部給電ポート

質感と使いやすさをともに追求した充電/給電ポート。
質感の高いガラスを採用したリッドは使いやすさを考慮し、ボンネットフード中央に配置。また、ポートの上部には充電状況をお知らせする大型のLEDインジケーターを装備しています。
エネルギーマネジメント

充電時間や充電量をスマートにコントロール。
電気料金の安い時間帯まで充電を待機させられる充電待機時間タイマー設定や、100%から80%の間で最大充電量を5%刻みで選択可能など、毎日使うエネルギーをディスプレーでマネジメントすることができます。
次のページ:装備・室内空間

新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT」、リビングのような心地よさをめざしたインテリアや使いやすい荷室などをご紹介しています。
- 減速セレクターで選択した減速度は、一定条件のもとで自動で解除。SPORTモード走行中は固定となります。
- 一充電走行距離は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて一充電走行距離は大きく異なります。
- CHAdeMO(チャデモ)協議会が推奨する充電規格。
- 合同会社日本充電サービスの、事業の受け皿となるべく、東京電力ホールディングス株式会社および中部電力株式会社によって設立され、充電ステーションの拡充を進めている会社です。e-Mobility Powerについての詳細及び充電スタンドの検索については、e-Mobility Powerのホームページ(https://www.e-mobipower.co.jp/)をご確認ください。
- 2023年6月末時点
- 各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
- マルチビューカメラシステムでは立体物が歪んだり、上部が画面に映らないなど、画面の映像と実際の状況が異なることがあります。また、カメラの映し出す範囲は限られていますので、画面だけを見て走行すると接触事故等、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。必ず目視やサイドカメラミラーシステム、ルームミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。路面が滑りやすくなっているなどの場合は、タイヤのスリップにより、マルチビューカメラシステムの予測ガイド線と車両の実際の動きにずれが生じることがあります。バンパーの両コーナー付近、バンパーの下や黒線上にあるものは映りません。映し出す映像は雨の日、夜間など天候や周囲の状況によって見えにくくなることがあります。
- 走行・車線変更・後退の際は必ず目視やサイドカメラミラーシステム、ルームミラーなどで車両の周辺の安全を直接確認してください。
- ABSは滑りやすい状況での制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。
EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSやVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。 - ポップアップフードシステムは速度などの衝突条件により、作動しない場合があります。
- エアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。
- 前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します。i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステム装備車は、システムを正しく機能させるための注意事項があります。
- ISOFIXとは、誤使用防止、車両適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした、ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式です。
- 必ず適合するチャイルドシートをお選びください。
- イルミネーション類は撮影のため、点灯した状態を強調し再現したものです。写真の色および照度は実際の色とは異なります。
- 掲載の写真やイラストには機能説明のための作動イメージが含まれます。
- メーター類は撮影のため点灯。
- 画面はハメコミ合成。
- 各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。
必ずこちらをお読みください
車両をご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みください。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車に対して衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに作動し、停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- 先行車発進お知らせ機能は、先行車との車間距離が約10m以内で、先行車の発進を検知しても自車が停止し続けたときに作動します。
- 歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測したときに、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 路外逸脱抑制機能は、約60km/h以上で走行中、システムが路外への逸脱を予測したときに作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 標識認識機能は、最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の道路標識を認識し、マルチインフォメーション・ディスプレーに表示します。一時停止、車両進入禁止は約60km/h以下で走行中に作動します。
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、先行車がいる場合、停車中から作動し、先行車がいない場合は、約30km/h以上で走行中に作動します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- 車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- ブラインドスポットインフォメーションは隣接する車線後方の検知エリア(見えにくい位置)に他の車両がいることを知らせるシステムです。二輪車等が検知範囲に入ったときなど、条件によっては正しく作動しない場合があります。
- オートハイビームは、約30km/h以上で走行中に作動します。ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があります。必要に応じて手動で切り替え操作を行ってください。
- 誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行中、自車のほぼ真正面の近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、モーターの出力を抑制し、急な発進を防止します。
- 後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退中、自車のほぼ真後ろの近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときモーター出力を抑制し、急な後退を防止します。
- 近距離衝突軽減ブレーキは、約2km/h~約10km/hで走行中、壁などの障害物に衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、ブレーキを制御し停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- Honda パーキングパイロットは、ドライバーの運転支援機能のため、システムの性能には限界があります。周辺状況、天候状況、車両状態などの条件によっては作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。システムの能力を過信せず、つねに周囲の状況を確認し、必要に応じてブレーキを踏むなどの安全運転をお願いします。
- パーキングセンサーシステムは、車両や周囲の状況によりシステムが正しく作動しない場合があります。システム使用時も直接目視で周辺の安全確認を行いながら運転してください。
- 後退出庫サポートは出庫時の安全をサポートするためのものであり、衝突を防止するためのシステムではありません。 後退時は、必ず目視やサイドカメラミラーシステム、ルームミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。天候、照明(ヘッドライト、太陽光を含む)、カメラ状態および積載荷重などの影響を受け、システムが正しく作動しない場合があります。