2006年9月発表 2007年8月終了モデル
この情報は2007年8月現在のものです。

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High Performance
1.8L i-VTECエンジン(カットモデル)
Photo:1.8L i-VTECエンジン(カットモデル)
  1.8L i-VTEC[1.8GL、1.8G、1.8Bに設定]
優れたパワー、燃費、環境性能を一挙に獲得。
1.8L i-VTECエンジン。
Honda独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)をさらに進化させ、先進の「可変吸気量制御」を採用した高性能エンジン。発進や加速時には吸気効率を最大にしてトルクフルな走りを実現し、クルーズ走行などの低負荷時には吸気バルブを閉じるタイミングを遅らせることで燃費を向上。また吸気効率を高める可変管長インテークマニホールド、高効率にピストンを冷却するオイルジェットの採用などにより、クラストップレベル※1の出力・トルク性能と、1.5Lなみの低燃費を両立。バルブタイミングの切り換え時はDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)によってスロットルバルブを高精度に制御して、スムーズな走りを実現します。また平成17年排出ガス基準75%低減レベルを達成した優れた環境性能。加えて、エンジン骨格の剛性向上や各部品の軽量・コンパクト化を徹底。静粛性にも優れたエンジンです。

※1 同排気量のセダンクラス。Honda調べ。
1.8L i-VTEC スペック
  2.0L DOHC i-VTEC[2.0GLに設定]
余裕あふれる走りと環境性能との高次元バランス。
2.0L DOHC i-VTEC。
VTECとVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)を融合した知能化ユニット、DOHC i-VTEC。2.0Lエンジンは余裕あふれるパワフルな走りとともに、優れた環境性能を追求。2.0L自然吸気レギュラーガソリンエンジンでトップレベル※2の最高出力114kW[155PS]と豊かな低中速トルクを実現しながら、10・15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値)で13.6km/Lという低燃費を達成。同時に、平成17年排出ガス基準75%低減レベルを達成した環境性能も実現しています。

※2 Honda調べ。*はネット値
2.0L DOHC i-VTEC スペック
■燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。実際の走行時には、この条件(気象、道路、車両、運転、整備などの状況)が異なってきますので、それに応じて燃料消費率が異なります。
  Transmission[タイプ別設定]
優れた加速性能の5速オートマチックと、
爽快なシフトフィールの5速マニュアル。
俊敏な加速性能と高速走行時の低燃費に貢献する5速オートマチックを採用。高品位な変速フィールを生みだすダイレクト制御システムに加え、DBWとの協調制御でよりスムーズかつスポーティな変速を実現します。また5速マニュアルは、操る楽しさが得られる爽快なシフトフィールをめざし、リンクレス回転セレクト機構などを採用。節度感を出しながら、引っかかり感なくスッと操作できる、軽快でスムーズなシフトフィールが味わえます。
シフトノブ
Photo:シビック 1.8G
  5AT S-Matic+Paddle Shift[タイプ別設定]
2.0GLと1.8GLには、誰もが簡単に
よりアクティブな走りを楽しめるパドルシフトを採用。
ステアリングから手を放さず、自在にシフトチェンジが可能なパドルシフト。起動ボタンがなく、走行中はいつでもダイレクトにパドル操作が行えるうえ、状況を知能的に判断して通常の自動変速モードに自動復帰。さらにDポジションからSポジションに切り換えれば、自動復帰のないマニュアル操作が楽しめます。
Sマチック+パドルシフト
Photo:シビック 2.0GL
  Vehicle Stability Assist[タイプ別設定]
安心のドライビング性能、
車両挙動安定化制御システム、VSA。
ブレーキ時の車輪ロックを防止するABS+加速時などの車輪空転を防ぐTCS(トラクションコントロールシステム)に、旋回時の横すべり抑制を加えた先進のシステム、VSA(ビークル・スタビリティ・アシスト)。DBWとの協調制御によってクルマの急激な姿勢変化を効果的に抑制し、運転にゆとりと安心をもたらします。
■VSAはあくまでドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、VSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
VSA作動イメージ図
◎VSAの機能 
オーバーステア抑制:
旋回時、車両の巻き込みが発生した場合の挙動安定化。
アンダーステア抑制:
旋回加速時、駆動輪の軌跡がはらんだ場合の路面トレース性向上。
発進制御:
左右輪の路面状況が異なる場合の発進性向上。
制動制御:制動時の安定性向上。
  Intelligent Highway Cruise Control[タイプ別メーカーオプション]
車速と車間を適切にコントロールする先進の制御機能、IHCC。
高速道路などでの定速走行を制御するクルーズコントロールに加え、先進の車速/車間制御機能も備えたIHCC(インテリジェント・ハイウェイ・クルーズコントロール)。スイッチを入れると、フロントグリル内のレーダーからミリ波を送信し、前走車の状態を検出。適切なアクセル/ブレーキ制御で、走行速度に応じた車間距離を保持し、ドライバーの負担を軽減します。また2.0GLには、クルーズコントロールを標準装備しています。
◎車速/車間制御機能[IHCC]の基本制御パターン(概念図)
車速/車間制御機能[IHCC]の基本制御パターン(概念図)
●定速制御: 希望の車速に設定することにより、定速走行を開始。
●減速制御: 自車線の前走車が設定車速より遅い場合、スロットルやブレーキの制御を行い減速。前走車の急ブレーキや割り込みなどで減速しきれない場合は、警告音と表示でドライバーの操作(ブレーキ等)を促します。
●追従制御: 前走車の車速変化に合わせて、設定した車間になるよう追従。(車速の上限は設定車速まで)
●加速制御: 自車線の前走車が車線変更した場合は、設定車速までゆるやかに加速し、定速走行に戻ります。
○レーダー検知範囲:車両前方100m以内 角度16度 ○作動車速:45km/h〜100km/h ○車間は3段階に設定可能
IHCCレーダー部
IHCCレーダー部
●IHCCは前方不注意の危険性を解消する装置ではありません。車間距離制御、車間接近警報、減速能力には限界があります。IHCCを過信せず、つねに前走車や周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。●道路状況、天候状況によっては、使用できない場合があります。●ご使用の前に必ず取扱説明書をお読みください。
  Chassis
意のままの操縦性と快適で安定した乗り心地、高品位な足まわり。
フリクションの低減とハイキャスター/ハイトレール化により操舵性を向上した、フロントのストラットサスペンション。リアには、ロードノイズを低減して乗り心地を向上したダブルウイッシュボーンサスペンションを採用。またシビック全タイプとシビックハイブリッドMXSTにフロントベンチレーテッドディスクブレーキとリアディスクブレーキを採用し、リニアで効きのよいブレーキフィーリングを実現しました。
サスペンション
  Driving Comfort
高剛性ボディと静粛性が生み出す、ドライビングの快適性。
軽量・高剛性の高張力鋼板の適用部分を拡大するなど、さまざまな部材で徹底的な高効率化を図って完成した軽量・高剛性ボディ。優れた操縦安定性で安心感あふれる乗り味を実現します。またキャビン内の隙間の削減や各部への遮音材の適用、石跳ね音の低減などで、ひときわ静かな室内空間を実現。質の高い走行快適性を獲得しました。
高剛性ボディ構造図
■高剛性ボディ構造図
■各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「装備一覧」「主要諸元」をご覧ください。

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