2004年10月発表 2006年9月終了モデル
この情報は2006年9月現在のものです。

  ACCORD  
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アコード情報ページメカニズム
CD:0.26
24Sイメージ写真
Photo:24S ボディカラーはサテンシルバー・メタリック
デジタル風洞による空力シミュレーション エアフローイメージ(フロント下面) エアフローイメージ(ボディ上面)
デジタル風洞による空力シミュレーション エアフローイメージ(フロント下面) エアフローイメージ(ボディ上面)
より高質な走りと快適性を得るために。
アコードはエアロダイナミクスを徹底追求した。
前後にラウンドした3次元キャビン、ボディ各部のフラッシュサーフェス化、車体下面のアンダーカバーなど最高度の空力処理を集積し、CD値(空気抗力係数)0.26という世界に誇れる空力性能を実現。そのうえで前後リフトバランスの最適化を図り、低燃費の達成や高速走行時のウインドノイズ低減と同時に、群を抜く高速安定性も達成。走りの質を高めることで、気持ちよさの質も高めていく。空力への徹底した取り組みが、アコードにかけがえのない価値をもたらしました。
身体で感じる高性能。サイレントクォリティの追求。
すぐれた整流効果を発揮する立体構成フロントピラーやドアミラー形状によって、高速時の風切り音を大幅に低減。DOHC i-VTECエンジンの静粛性に加え、ボディ要所の遮音/吸音対策も徹底し、きわめて快適な移動空間を実現しました。
※Honda測定値
Intelligent Tune
2.4リットル DOHC i-VTEC スペック
知能化されたハイパフォーマンス。
2.4リットル DOHC i-VTEC。
(24TL、24TL・スポーツパッケージ、24S、24T)
DOHC i-VTECは、「VTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)」と「VTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)」を融合した、いわば進化型VTECと呼べる知能化ユニット。2.4リットルエンジンでは、高出力・低燃費・すぐれたクリーン性を達成する機構を基本に、VTECの吸・排気双方制御化に加え、燃焼室および排気系のチューンアップによって、全域での鋭い伸びと、力強いトルクフィーリングを実現。圧倒的な加速感が味わえる全域トルクフルなエンジンに仕上がっています。
2.4リットル DOHC i-VTEC エンジン
2.0リットル DOHC i-VTEC スペック
燃費と走り、クリーン性を高次元でバランス。
2.0リットル DOHC i-VTEC。
(20EL、20A)
走りのよさと高い環境性能を両立させたDOHC i-VTEC。2.0リットルエンジンでは、外部EGR(排出ガス再環流機構)の採用などにより、そのすぐれた環境性能を先鋭化。結果、2.0リットル自然吸気レギュラーガソリンエンジンとしてトップレベルの最高出力114kW*[155PS*]※を実現しながら、10・15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値)で13.8km/リットル※という低燃費を達成。同時に、国土交通省「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」をクリア※する環境性能も実現しています。。
*はネット値。※20EL、20AのFF車
2.0リットル DOHC i-VTEC エンジン
「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」クリア(FF車)/平成22年度燃費基準適合※

※FF車は平成22年度燃費基準+5%達成
2.4リットル エンジンにはDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ )を採用。
(24TL、24TL・スポーツパッケージ、24S、24T)
DBWは、アクセルペダルの踏み込み量をコンピューターが検知し、スロットル制御を理想的に行うシステム。より自然なアクセルフィールの達成や加速時のトルク感向上に貢献するなど、アコードのドライビングクオリティーを大幅に高めます。
高品位で高レスポンスな走りへ。5速AT Sマチック。
俊敏な加速性能の獲得と高速走行時の低燃費化にも貢献する5速AT。高品位な変速フィールを生みだすダイレクト制御システムの採用に加え、2.4リットル エンジンではDBWとの協調制御によって、よりスポーティな変速を実現。また、マニュアル感覚のスポーティなシフトチェンジが楽しめるSマチックも全タイプに標準装備。
24TLシフトノブ
Photo:24TL
   
スポーティフィールを追求。シフトホールド制御。
アコードの5速ATには、走行状態に応じて知能的なシフト制御を行うプロスマテックをさらに進化させ、コーナリング時の不要なシフトアップを抑制し安定感と安心感を高めるシフトホールド制御も採用。平坦路のコーナリングでも鋭い立ち上がり加速が得られ、ワインディングでのスポーティなドライビングも爽快に楽しむことができます。
爽快な走りに余裕をプラス。クルーズコントロール。(24TL、24TL・スポーツパッケージ)
手元のスイッチによって、アクセルを踏むことなく一定速度を保った走りができるクルーズコントロール。高速道路などでの走りを快適にサポートします。
■シフトホールド制御イメージ
シフトホールド制御イメージ アコードのシフト装置には■ブレーキペダルを踏まないと、セレクトレバーの[P](駐車)位置からのシフト操作が行えないシフトロック機構 ■[P]位置にあるときのみイグニションキーを抜くことができるキー・インターロック機構※ ■[R](後退)位置にあることをチャイムでドライバーに知らせる後退位置警報装置が装備されています。
※Hondaスマートカードキーシステム搭載車については取扱説明書をご覧ください。
Super Stability
Photo:24S ボディカラーはサテンシルバー・メタリック
世界の道を射程に入れた高品位サスペンション。
その、路面に吸いつくような操縦安定性と高品位な乗り心地を創出するのは、緻密な進化を集積した4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンション。前後とも理想的なジオメトリーを見いだし細部を煮詰めることで、操縦安定性と乗り心地を飛躍的に向上させました。とくにHonda独創の5リンク・ダブルウイッシュボーン・リアサスペンションは、要所部の軽量化や高剛性化などにより、大幅なポテンシャルアップを成し遂げています。
5リンク・ダブルウイッシュボーン・リアサスペンション
5リンク・ダブルウイッシュボーン・リアサスペンション
走りの才能がさらに輝く。スポーツサスペンション。
(24TL・スポーツパッケージ、24S)
スプリング、スタビライザー、ブッシュ類を強化し、ダンパーの減衰力特性を見直したスポーツタイプのサスペンション。加えて、頼もしいグリップ性能を発揮する偏平ワイドタイヤ(215/45R17 87W)も採用。快適な乗り心地を犠牲にすることなく、アコードが誇る高速安定性と操縦性をより高いレベルへ引き上げています。
質感へのこだわりは、ブレーキのフィーリングにもおよぶ。
アコードは全タイプ、4輪ディスクブレーキ、フロントにはベンチレーテッドディスクを採用。リアにはバネ下重量の軽減にも貢献するアルミ製キャリパーボディを採用。前後とも強力な制動力の確保に加え、ペダルの踏み始めからしっかりと効いてくる剛性感あふれるブレーキタッチを実現しています。また、24TL、24TL・スポーツパッケージ、24S、24Tにおいては高剛性タイプのブレーキキャリパーと、大径ベンチレーテッドディスクをフロントに採用。
フロント|リアブレーキ(24TL)
フロント/リアブレーキ(24TL)
ドライビングプレジャ一が湧いて出る、
高次元の操舵フィール。
高度な車体構成が生みだす走りの歓びを心ゆくまで堪能していただけるよう、アコードではその操舵フィールも徹底的にこだわりました。まず、EPS(電動パワーステアリング)のモーターの慣性重量を低減することで、きわめて高品位かつ応答性の高い操舵フィールを実現。さらに、クイックなステアリングギアレシオ、コーナリング時の安定性を高めたフロントサスペンションとあいまって、リニアでスポーティな操縦性を達成しています。
世界トップレベルの高速安定性を追求し生まれた、
高剛性ボディ。
クルマの運動性能を左右するのがそのボディ剛性。アコードでは、ねじれ剛性/曲げ剛性(静剛性)の追求に加え、走りのテイストに大きな影響を及ぼす動剛性を徹底追求。フロント/リアそれぞれのフレーム強度および剛性を綿密に解析し、世界トップレベルと称するにふさわしい抜群の動剛性を実現。爽快なハンドリング性能とともに、安心感あふれる乗り味、そして世界に誇れる圧倒的な高速安定性を生みだす高剛性ボディを完成させました。
高剛性ボディ
走りのフィールドを広げるリアルタイム4WD
通常はほぼFF状態で走行し、状況に応じて後輪にも適切な駆動力を配分し高い走破性を発揮するリアルタイム4WDを20EL、20Aの4WD車に採用。軽量デュアルポンプシステム採用でスポーティな走りと低燃費を実現しています。
車両挙動安定化制御システム、
VSA
<ビークル・スタビリティ・アシスト>もさらに進化。
(24TL、24TL・スポーツパッケージに標準装備。24Tにメーカーオプション)
ブレーキ時の車輪ロックを防止するABS(4輪アンチロックブレーキシステム)+加速時などの車輪空転を防ぐTCS(トラクションコントロールシステム)に、旋回時の横すべり抑制を加えた車両挙動安定化制御システム、VSA。従来の前輪制御から四輪制御とし、よりニュートラルなコーナリングを実現。さらにDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)との協調制御によって作動フィーリングも向上。クルマの急激な挙動変化をより自然に抑制します。
VSA作動イメージ図
VSAの機能
●オーバーステア抑制<旋回時、車両の巻き込みが発生した場合の挙動安定化>
●アンダーステア抑制<旋回加速時、駆動輪の軌跡がはらんだ場合の路面トレース性向上>
●発進制御<左右輪の路面状況が違う場合の発進性向上>
●制動制御<制動時の安定性向上>
■VSAはあくまでドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、VSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では充分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
   
 
|メカニズム|高速道路運転支援システム
   
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