

普段の運転のしかたやクルマのメンテナンスを見直すなど、
ちょっとした心がけで燃費の良い走りができますよ。

【不必要な荷物はおろす】
必要のない荷物がクルマに載っていませんか?
10kgの荷物を載せて50km走ると、15ccの燃料が無駄になると言われています。
不必要な荷物はできるだけクルマから降ろしましょう。
【ナビを活用して計画的なドライブを】
クルマにナビを搭載している方ならば、効率的なドライブルートを事前に設定してから出発しましょう。
また、地図データを最新のものに更新しておくことも大切です。
Hondaインターナビ・プレミアムクラブ対応のナビをお使いの方は、より早く、効率的なドライブが可能になり、結果的に燃費にも貢献してくれます。
Hondaインターナビ・プレミアムクラブ対応ナビをお使いの方で会員登録をしていない方は、Honda販売店で登録して活用しましょう。

【いつでもスタートOK!】
Hondaのクルマは、極寒地など一部の特殊条件を除いて、冬でも暖機運転をする必要はありません。
ゆっくり走行しながらのウォームアップで十分です。
【発進はふんわりアクセルで(eスタート)】
燃費の善し悪しは、発進時のアクセルワークで大きな差が生じます。
アクセルは踏むというよりは触れるような感覚で、ふんわりと扱うことが大切です。
AT車ならば、ブレーキを離してクリープ現象※を上手に利用しゆっくりと加速するように心がけましょう。
※AT車でセレクトレバーを[P][N]以外に入れるとアクセルペダルを踏まなくてもクルマが動き出す現象。
【スピードは一定速にする】
ゆっくりと走り出したら、一定のスピードで走ることも大切です。
前のクルマに近づきすぎてブレーキをかけ、すぐにまたアクセルで加速というような運転は、もっとも燃費を悪くします。
速度とアクセルを一定にするコツは、速度計や回転計でこまめに確認することです。もちろん適正な車間距離を保つのも大切です。
【減速はエンジンブレーキを利用する】
アクセルを離すとエンジンに送られる燃料がカットされます。減速の時には、できるだけ早めにアクセルオフをしてエンジンブレーキを利用しましょう。 急ブレーキは燃費を悪化させる原因となります。
【エアコンは控えめに】
エアコンのコンプレッサーはエンジンで駆動しているので、エアコンの過剰な使用は燃費にも影響があります。
適切な温度設定とこまめな温度調整、スイッチオフを心がけましょう。
【アイドリングは控えよう】
無駄なアイドリングを控えることで、ガソリンの無駄使いが減り、燃費にも貢献します。 またCO2の削減効果もあります。
<ご注意>
駐停車時以外の(特に交差点での)アイドリングストップは、以下のような状況が発生する可能性が考えられますので、十分注意する必要があります(標準装備でアイドリングストップシステムを搭載していない車両の場合)。
- エアバッグ等の安全装置が機能しませんので、先頭車両付近ではアイドリングストップをしないでください
- 坂道ではアイドリングストップをしないでください
- アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むと、ブレーキが効きにくくなります
- 慣れないと誤操作や発進が遅れることがあります
- バッテリー上がりにより、エンジンが再始動しない場合があります
- 頻繁に行うと部品(スターター、バッテリー等)の寿命が短くなります
- 方向指示器、ワイパーが作動しない場合があります
- 電子機器の始動に数秒かかります


【タイヤの空気圧】
タイヤの空気圧も重要なポイントです。
空気は自然に抜けてしまいますから、安全のためにも月に一度は点検しましょう。
空気圧が低下してくると、タイヤの「転がり抵抗」が大きくなりエネルギーロスから燃費低下につながります。
また、転がり抵抗の小さい「低燃費タイヤ」もあります。クルマに適用するタイヤや空気圧チェック、その他点検など、Honda販売店に相談しましょう。
【エンジンオイル】
エンジンにとってオイルは非常に大切な要素のひとつです。
エンジンオイルが汚れていると、エンジンの燃焼効率が低下して燃費が悪くなります。定期的な交換を心がけましょう。
Honda「ウルトラシリーズ」のエンジンオイルは、Honda車のベストなコンディションを引き出すために専用開発された、Hondaの純正オイルです。
エンジンに最適なエンジンオイルを使うと、クルマの燃費性能を維持し、低燃費につながります。
エンジンオイルの交換やクルマに適切なオイルの種類については、Honda販売店に相談しましょう。
【エアクリーナーエレメント】
エンジンに送られる空気をきれいにする、マスクの役割をしているのがエアクリーナーエレメントです。
ホコリやチリなどがエンジンに入ってしまうと、正常な燃焼ができなくなり、クルマの調子が悪くなる原因にもなりかねません。
また、汚れで目詰まりすると燃費が悪化します。燃費はクルマのコンディションにも左右されますので、定期的に点検しましょう。
