

運転中の姿勢は疲れの度合いに大きく影響します。 正しい姿勢を身につけて快適に運転しましょう。

腰
シートに深く座り、腰と背中をシートにぴったりつけて隙間をあけないようにしましょう。
足
ブレーキペダルを右足で(マニュアル車はクラッチペダルを左足で)いっぱいに踏み込んだとき、膝が伸びきらず、少し余裕がある位置にシートの前後位置を合わせましょう。
背中
背中をシートにつけたまま両手でハンドル上部を握り、ひじに少し余裕ができる角度にシートバックを合わせます。
チルト機構がある場合は、ハンドルの高さも調整しましょう。頭
調整機構つきの場合は、後頭部の中心とヘッドレストの中心の高さが合うようにしましょう。
シートベルト
腰ベルトを腰骨のできるだけ低い位置に合わせ、肩ベルトは首、あご、顔にあたらないように調整します。
最後にねじれやたるみがないかを確認しましょう。チルト機構
ハンドル下の固定レバーを解除して上下に動かし、ハンドルの角度とメーター視認性を調節します。
テレスコピック機構
ハンドル下の固定レバーを解除して前後に動かすことで、ハンドルまでの距離を調節します。



目
パソコンや携帯電話などで日頃から目を酷使していると運転の安全にも影響します。
運転中、目が疲れたなと感じたときはクルマを安全な場所に停めてリラックス。目を閉じるだけで涙が眼を潤して、酸素と栄養を補給します。
また、近距離の対象物を注視しつづけた目は、筋肉が疲労しますので、5m以上離れた遠くをぼーっと20秒ぐらい眺めるのも効果的です。
ストレッチ
長時間運転をしていると、首や肩にこりを感じたり、足に重さを感じたりするもの。
疲れを感じたら早めに駐車スペースなどにクルマを停めて、ぎゅーっと体のあちこちを伸ばしましょう。
血流がアップしてリフレッシュにつながります。

休憩・仮眠
もっとも効果的なのは仮眠をとること。 姿勢やストレッチなどで体をケアしていても、無理をしすぎるのは禁物です。
運転中、眠気に襲われたら15~20分程度で良いので疲れた体を癒しましょう。