

日常点検とは、ドライバー自身で簡単に行える点検です。 日ごろから点検しておくことで、突然の故障やトラブルを未然に防ぎましょう。

エンジンのかかり具合、異音
エンジンを始動させ、速やかかつスムーズに回転するかを点検します。 また、エンジン始動時やアイドリング状態で異音がないかを点検します。
駐車ブレーキペダルの踏みしろ
ブレーキを完全に解除した状態からゆっくり踏んで、規定ノッチ数の引っかかり音(カチカチ音)でペダルがロックするか点検します。
ブレーキのきき具合
乾燥した路面で低速走行してブレーキペダルを踏み込んだとき、
ブレーキのききが得られ、進行方向にまっすぐ止まることができるか点検します。低速、加速の状態
エンジンを暖機させた状態で、アイドリング時の回転がスムーズに続くかをタコメーターなどで点検します。
アクセル・ペダルを徐々に踏み込んだときペダルに引っ掛かりがないか、エンストやノッキングを起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検します。


ブレーキ液の量
リザーブタンクの液量が上限(MAX)と下限(MIN)の間にあるかを点検します。 液面が下限より下がっていたら、ただちにHonda販売店に連絡しましょう。
バッテリー液の量
バッテリーの液面が各槽とも上限と下限の間にあるかを目視により点検します。 バッテリー液が不足している場合はキャップを回して外し、各槽とも上限までバッテリー補水液(蒸留水)を補給しましょう。
エンジン・オイルの量
エンジン始動前かエンジン停止後3分以上たってから、エンジンオイルの量が油量計の目盛りの上限と下限の間にあるかを点検します。
油量計を抜き取り、付着しているオイルを拭いて、再びいっぱいに差し込み、もう一度抜いてオイルの量を見ます。ランプ類の点灯・点滅
エンジンスイッチをオンにし、ヘッドライト、車幅灯、尾灯、番号灯、後退灯、方向指示器などを作動させて正常に点灯または点滅するか点検します。 そして、ブレーキペダルを軽く繰り返し踏み、制動灯が点灯するかを点検します。
点検の際は壁や鏡を利用するか、他の人に見てもらうなどして確認しましょう。
