コメント

ネストール・ジロラミ(優勝/6位)
「これ以上ないくらいの、すばらしいレースウイークになりました。優勝とランキング首位を手に入れられて、最高の気分です。レース2では6番手スタートだったので、1周目でトップに立てるとは思っていませんでした。エステバンは勝利に手が届きそうだったので残念ですが、モータースポーツでは起こり得ることです。最高の仕事をしてくれたチームのみんなと、すばらしいマシンを用意してくれたHondaに感謝しています」

エステバン・グエリエリ(5位/26位)
「チームランキングでトップに立ち、自分もドライバーランキング2位、そして首位はベブ(ジロラミ)ですから、我々みんなにとってとてもいい結果です。僅差の戦いとなった予選、そしてウエットとなったレース2でもいい走りができました。レーシングカーに乗っていて、これまでで一番強烈な瞬間だったかもしれません。マシンを壊したくなかったので気を付けて走ろうとしましたが、横から後ろから何度も当てられました。完走できてラッキーだと感じるくらいでしたが、マシンのダメージが心配で、これがレース3でのステアリング破損につながったのかもしれません。最高のスタートを決めてリードを奪っている中でのトラブルだったので、残念です」

アッティラ・タッシ(8位/14位)
「今週末の結果にはとても満足しています。17番手という予選結果は想定よりも下でしたが、僕のWTCRキャリアにおいては自己ベストですし、レース2で8位まで追い上げられたのはすばらしいことです。このコースでは多くのレース経験があるので、ハーフウエットのコンディションは、僕にとってはよかったと思います。どうすればグリップを最大に得られるかが分かっていました。最終レースでも2ポイントを獲得でいて、いい一日になりました」

ティアゴ・モンテイロ(26位/16位)
「今週末は厳しい結果に終わりました。予選で想定よりもパフォーマンスが発揮できなかったのですが、WTCRはとても僅差の戦いなので、万全の状態でないと入賞圏内にも入れません。後方集団内でのレースになると、順位を上げていくのは大変なのですが、今日のウエットレースでは周りのドライバーのリスペクトのなさに恐ろしさすら覚えました。今後の課題は、予選で少しでも前につけることです。そうすれば、クオリティーの高いレースができるはずです」