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 サーキット情報
リザルト
1 マガリッジ
2 シャルパンティア
3 グールベルグ
リザルト一覧
ポイント
ライダー
1 マガリッジ 132
2 グールベルグ 108
3 パークス 82
マニュファクチャラー
1 ヤマハ 138
2 Honda 137
3 スズキ 82
ポイント一覧
マガリッジが今季4勝目を挙げ、ポイントリードを広げる

決勝日:8月1日(日) サーキット:ブランズハッチ・サーキット

 8月1日にイギリスのブランズハッチ・サーキットで行われたWSS(スーパースポーツ世界選手権)第7戦は、一時負傷したライダーがコース上に横たわっていたため、2ヒート制となった。優勝したのは、今季6度目のポールポジションからスタートしたカール・マガリッジ(Ten Kate Honda、CBR600RR)。マガリッジは最終ラップにセバスチャン・シャルパンティア(Klaffi Honda)を抜いて今季4勝目を挙げ、チャンピオンシップのポイントリードをさらに広げた。

 マガリッジのチームメイトのブロク・パークスは、第1ヒートで出遅れたものの健闘していた。ところが、10周目にヤマハのファビアン・フォレットとケビン・カーテンが転倒した際に、転倒こそしなかったが混乱に巻き込まれてしまった。この時にフォレットが右足と左足首を骨折し、コース上に横たわっていたため、赤旗によりレースが中断されたのである。混乱に巻き込まれたため、パークスは1000分の2秒差でユルゲン・ファンデン・グールベルグ(ヤマハ)に3位のポジションを明け渡してしまった。

 今回3人のライダーから成るTeam Italia Megabikeの中で最上位に入ったのは、アレッジオ・コラディで6位だった。今回だけの出場となったアンソニー・ウェストは9位、デニス・サケッティは18位。Hondaのサポート・ライダー全員が厳しい戦いとなった2ヒート制のレースで完走を果たした。マックス・ノイキルヒナー(Klaffi Honda)は、初めて走ったブランズハッチで11位に入った。

 今回の優勝により、ランキングトップのマガリッジ(132ポイント)は、同2位のグールベルグ(108ポイント)との差をさらに広げ、24ポイント差とした。ランキング3位には、82ポイントでパークスがつけ、4位カーテン(69ポイント)、5位シャルパンティア(68ポイント)となっている。

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カール・マガリッジ(優勝)
「今日は勝てるとは思っていなかった。第1ヒートは苦戦してしまい、セバスチャン(シャルパンティア)のペースについていけなかった。第2ヒートも同じだったけど、チャンスがあれば行こうと考えていた。最終ラップにしかけて、それが成功したんだ。それでも第1ヒートと第2ヒートの合算タイムで順位が決まるので、優勝したかどうか分からなかった。優勝したと分かったのは、僕のチームスタッフが表彰台下の優勝者のポジションのところで待っていてくれたのを見た時だった」

セバスチャン・シャルパンティア(2位)
「もう少しで勝てるところだった。20ポイント獲得できて嬉しいけど、第2ヒートにもうちょっとカール(マガリッジ)を後ろに抑えておくことができれば勝てていた。カールに抜かれた時にはついていくことができなかった。本当にもう少しで勝つことができたんだ・・・」

ブロク・パークス(4位)
「このコースはあまり好きではないので完走できただけでも嬉しい。でも、ほんのちょっとの差で表彰台を逃したのは悔しい。ファステストラップもちょっとの差で逃している。今後、レースが行われるサーキットは、どこも僕が好きなところなので楽しみだ」

アレッジオ・コラディ(6位)
「第2ヒートの方が最初のヒートより良かった。第1ヒートの時には、リヤタイヤが激しくスピンして、僕はシートから放り出されそうになった。その時にCDIユニットが外れてしまい、ミスファイヤーが起こるようになった。その間に他のライダーに逃げられてしまったんだ。第2ヒートは、最初はフロントタイヤのフィーリングが良くなかったのだけど、そのうちに慣れてきて、トップグループと同じようなタイムで走れた。6位というのは、このような状況においてはまあまあだろう」

アンソニー・ウェスト(9位)
「楽しかったよ。第1ヒートは僕より前にいる2人のライダーより僕の方が速かったのだけど、抜けないままレースが中断されてしまった。第2ヒートは1ラップ目にギヤ抜けして、その間にドゥカティのライダーに抜かれてしまった。そのライダーのことを抜けなくて苦労したんだ。スーパースポーツのレースは、僕にとって新しい経験だった。今までに出場したレースとはまったく違っていたよ」

マックス・ノイキルヒナー(11位)
「第1ヒートには目の前でライダーが転倒した。そのライダーを避けようとして、僕も転倒しそうになったんだ。それでずいぶん遅れをとってしまった。11位という順位に満足していないけど、初めてこのコースを走った割りには悪くないのかもしれない」

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ブランズハッジ・サーキット 8月1日決勝
サーキットデータ
名称 ブランズハッチ・サーキット
全長 4.221km
決勝 21ラップ(2003年)
昨年度WINNER
S.シャンボン(スズキ) 31'28.121
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