Round12インドネシア
MX2 決勝
2018年7月1日(日)
パンカルピナン
MX2クラスでは、カルバン・ファランデレン(Team HRC)が総合優勝を飾りました。彼自身のキャリアのみならず、フルモデルチェンジ1年目のCRF250RWにとっても初めてのグランプリ勝利。快挙が記録されたのは、ヨーロッパからは遠く離れたインドネシアGPの会場、パンカルピナンでした。
レース1では2番手につけながら、終盤にパウルス・ジョナス(KTM)にかわされて3位となったファランデレンですが、レース2では見事なホールショット。マシンの長所である高速性能を生かして2位以下に大差を付け、スタートトゥフィニッシュという形で歴史に名を刻みました。
カルバン・ファランデレン(MX2 3位/1位 総合優勝)
「まさか本当に勝てるとは思っていませんでした。レース1では好スタートを切った後、ずっと2番手をキープできたのですが、最後の数分というところで力が尽きて抜かれてしまいました。3位は悪くなかったのですが、満足はしていませんでした。それでレース2の直前にスイッチが入って、メカニックのひとりにホールショットを取れそうな気がすると打ち明けたら、本当にその通りになったんです。トップに立って目の前にクリアコースがあると、好きなラインを選べるし、自分の思い通りに走れる。先頭でフィニッシュラインを通過して1位になるのは、とてもいい気分でした。しかも3歳の頃から夢見てきたグランプリ初優勝が、ついに現実のものとなったんです。とても信じられません。とはいえ、いつか勝てそうな気がしていました。チームスタッフはいつも努力を惜しまず、私の成長をサポートしてくれました。そんな彼らに優勝をプレゼントすることができてうれしいです。この優勝はチーム全員のものです」
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 64 | T.コビントン | ハスクバーナ | 19 | 35'01.963 |
2 | 1 | P.ジョナス | KTM | 19 | +13.089 |
3 | 10 | カルバン・ファランデレン | ![]() | 19 | +15.705 |
4 | 61 | J.プラド | KTM | 19 | +16.627 |
5 | 19 | T.オルセン | ハスクバーナ | 19 | +28.199 |
6 | 919 | B.ワトソン | ヤマハ | 19 | +37.818 |
12 | 98 | バス・バッセン | ![]() | 19 | +1'30.389 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | カルバン・ファランデレン | ![]() | 19 | 35'13.293 |
2 | 919 | B.ワトソン | ヤマハ | 19 | +06.206 |
3 | 61 | J.プラド | KTM | 19 | +17.544 |
4 | 64 | T.コビントン | ハスクバーナ | 19 | +21.834 |
5 | 46 | D.ポーチェス | KTM | 19 | +25.396 |
6 | 193 | J.ゲールツ | ヤマハ | 19 | +29.400 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | P.ジョナス | KTM | 510 |
2 | 61 | J.プラド | KTM | 503 |
3 | 19 | T.オルセン | ハスクバーナ | 394 |
4 | 919 | B.ワトソン | ヤマハ | 376 |
5 | 10 | カルバン・ファランデレン | ![]() | 331 |
6 | 64 | T.コビントン | ハスクバーナ | 297 |
14 | 96 | ハンター・ローレンス | ![]() | 148 |
22 | 98 | バス・バッセン | ![]() | 75 |
26 | 56 | マーシャル・ウェルトン | ![]() | 36 |
27 | 34 | ミカボーイ・デワール | ![]() | 23 |
31 | 872 | マシス・ボワラメ | ![]() | 19 |
36 | 326 | ジョッシュ・ギルバート | ![]() | 11 |
順位 | マニュファクチャラー | 総合ポイント |
---|---|---|
1 | KTM | 578 |
2 | ハスクバーナ | 491 |
3 | ヤマハ | 410 |
4 | ![]() | 399 |
5 | カワサキ | 287 |
6 | TM | 119 |