ROUND 18

オランダオランダ アッセン 2017.09.10(日)・MX2 決勝

代役ビートンが難コースをものともせずに完走

代役ビートンが難コースをものともせずに完走

TTサーキット・アッセンには、2万5000立米の砂が運び込まれ、モトクロスコースが造成されました。オランダ特有の崩れやすいサンドは難易度が高く、毎年テクニックが問われるレースを演出してきましたが、今回は前日までの降雨の影響でワダチの多いコンディションが、徐々にドライへ推移しました。

Team HRCのMX2クラスは、レギュラーのミケーレ・セルベリンが練習で足の付け根を負傷したため、補強ライダーのジェド・ビートンが孤軍奮闘するかたちとなりました。

レース1ではオープニングラップ17番手と出遅れたビートンですが、持ち前の粘りを発揮して14位でフィニッシュしました。ヒート2でもスタートで好位置を得ることができませんでしたが、同様に14位でチェッカー。総合13位をゲットしたビートンは、現在MX2ランキングで33位、EMX250ランキングでは14位につけています。

次週は今シーズンの最終戦、モンベリアールGPがフランスのヴィラール・ス・エコーで開催されます。スイス国境に近いハードパックのコースは、モトクロス・デナシオン(1988年)や、MXGPの開催地として定評があります。アッセンとは対照的にオーソドックスなレイアウトなので、Team HRCの活躍が期待されます。

コメント

ジェド・ビートン(MX2 14位/14位 総合13位)
「今日はそれほど悪くなく、両レースで14位という安定した結果を残せたと思います。前回ロンメルでのベルギーGPと比べて、はるかに好成績でした。今日は両レースともスタートがうまく決まらなかったし、途中で何度もミスしたことも残念ですが、なんとか耐えられたのがよかったです。転倒は昨日に集中していましたからね。振り返ってみて結果には満足していますし、ここからなにかを学んで上達するきっかけにしたいと思います」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
141P.ヨナスKTM2034'39.137
261J.プラド・ガリシアKTM20+00.907
364T.コビントンハスクバーナ20+13.155
410C.ブラーンデレンKTM20+16.555
591J.シーワースズキ20+18.834
6426C.ミューズハスクバーナ20+29.481
1414ジェド・ビートンHonda20+1'15.174
2695ミシャ・ボーイ・デ・ワールHonda15+5Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラド・ガリシアKTM2034'37.805
291J.シーワースズキ20+01.328
319T.オルセンハスクバーナ20+16.610
410C.ブラーンデレンKTM20+18.595
5189B.ボジャースKTM20+18.789
696H.ローレンススズキ20+23.095
1414ジェド・ビートンHonda20+58.786
2295ミシャ・ボーイ・デ・ワールHonda19+1Lap

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
141P.ヨナスKTM735
291J.シーワースズキ694
319T.オルセンハスクバーナ556
46B.パテュレルヤマハ504
564T.コビントンハスクバーナ485
633J.リーバーKTM475
11747ミケーレ・セルベリンHonda263
2931RJ・ハンプシャーHonda50
32127アンソニー・ロドリゲスHonda34
3314ジェド・ビートンHonda33
37486チェイス・セクストンHonda28
4595ミシャ・ボーイ・デ・ワールHonda12
6197マイカル・グリシャ・イヴァノフHonda1
6428能塚智寛Honda1

ランキング詳細


マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM812
2スズキ719
3ハスクバーナ681
4ヤマハ603
5カワサキ391
6Honda332
7TM144

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