ROUND 03

アルゼンチンアルゼンチン ネウケン 2017.03.19(日)・MX2 決勝

第3戦 アルゼンチン

セルベリンが総合9位
能塚は初のポイントをゲット

MXGPクラスのガイザーとボブリシェフが得意であることを公言している今回のパタゴニアですが、MX2クラスのミケーレ・セルベリン(Team HRC)と能塚智寛(Team HRC)にとっては初めてのコース。Team HRCの若い2人は、プラクティス、予選レースと周回を重ねながらペースをつかんでいきました。

レース1ではセルベリンが7番手でスタートしましたが、セカンドグループの混戦から脱落してしまいました。中盤以降は9番手に落ち着き、好タイムを出すようになります。終盤はフセヴォロド・ブリリャコフ(カワサキ)から猛追されますが、逃げきって9位でチェッカーを受けました。

レース2ではスタートに失敗し、12番手からばん回を試みたセルベリンでしたが、やはりポジションが上下する中盤を経て、ラスト2周でサムエル・ベルナルディーニ(TM)をかわし、11位でゴールしました。この結果セルベリンは、総合9位に入りました。

日本人ライダーの能塚は、レース1をオープニングラップ18番手から始めました。序盤でトップに4秒差と迫る1分48秒台をマークした能塚は、一時は15番手までポジションをアップ。終盤になるとペースを落としましたが、オーストラリア選手権のチャンピオンである、ジェイ・ウィルソン(ヤマハ)の追い上げを振りきり、20位でチェッカー。世界選手権で初めて、貴重な1ポイントを獲得しました。

レース2ではさらに上位を目指した能塚ですが、開始直後のクラッシュでリタイア。能塚はメディカルチェックを受けています。

コメント

ミケーレ・セルベリン(MX2 9位/11位 総合9位) ミケーレ・セルベリン「今回のリザルトはそれほど悪くありませんが、もっと上に行ける自信があるので少々不満です。レース1では好スタートを決められましたが、その後、9位までポジションを下げてしまったので納得がいきません。レース2では11位だったので、それも不本意な結果となりました。どちらのレースでも後半はいい感じで乗れていたんですが、課題は前半でもっとスピードを上げることだと思います。今大会の走りは自分のベストではありません。次戦のメキシコGPではもっと集中して、より多くのポイントを獲得したいです」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
141P.ヨナスKTM1935'21.092
26B.パテュレルヤマハ19+04.318
361J.プラド・ガリシアKTM19+07.107
419T.オルセンハスクバーナ19+08.386
591J.シーワースズキ19+10.398
657D.サナエイカワサキ19+24.237
9747ミケーレ・セルベリンHonda19+35.480
2028能塚智寛Honda19+1'29.778
25107ラーズ・ヴァン・バーケルHonda18+1Lap
32375フリアン・セイベルHonda17+2Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
141P.ヨナスKTM1834'04.845
291J.シーワースズキ18+03.278
361J.プラド・ガリシアKTM18+25.893
457D.サナエイカワサキ18+29.301
533J.リーバーKTM18+34.137
6172B.ファン・ドニンクヤマハ18+36.225
11747ミケーレ・セルベリンHonda18+49.421
23107ラーズ・ヴァン・バーケルHonda18+1'49.573
29375フリアン・セイベルHonda16+2Laps
3428能塚智寛Honda0+18Laps

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
191J.シーワースズキ110
241P.ヨナスKTM107
36B.パテュレルヤマハ104
433J.リーバーKTM99
519T.オルセンハスクバーナ99
6172B.ファン・ドニンクヤマハ73
9747ミケーレ・セルベリンHonda62
3128能塚智寛Honda1

ランキング詳細


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能塚智寛

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